毎月、月替わりでパン教室をしています。
こちらのパン教室では、ただいま、長時間発酵を主とした内容にさせていただいてます。
パン作りっていろいろな製法があるのですが。
インスタントドライイーストを使用して生地をこねてから3時間ほどで焼きあがるパンから、インスタントドライイーストや天然酵母を使って発酵に10時間以上かけるパンづくり。
以前は3時間で焼きあがるパンづくりも取り入れた教室をしておりました。
今、Tane Pan では、長時間発酵にしぼってさせていただいてます。酵母を何をつかうかは、そのときで変えています。インスタントドライイースト、ホシノ丹沢酵母だったり、レーズン酵母だったりと。
じっくりゆっくり発酵をさせることで、粉からじんわりとうまみがでてきて、香りの変化をたのしむことができます。忙しい日常だからこそ、こういった時間を楽しみたいし楽しんでいただきたいという想いからです。
短時間でつくるパンの魅力もたくさんあります。私は、それを否定しているのではなくって。
私が今一番お伝えしたいことが、こちらの長時間発酵のパンづくりでのさまざまなこと。
すぐに出来上がらないパンだったら大変だなっとか、とっても面倒だなって、教室に参加されて感じられてしまったら、申し訳なくおもいます。もっと事前にご説明しておかなければいけなかったと。反省してます。
レッスンでの長時間発酵のパンづくりの流れにつきまして
1.私が前日にこねておいた生地が一次発酵を終えてますので、その生地を使って分割、まるめをします。
2.ベンチタイムをとる
3.成型をします。
4.2次発酵をしている間に、こねる練習をします。このときおひとりずつこねていただく場合と私がお見せするデモンストレーション形式の場合があります。
5.焼成
6.試食の準備をし一緒にしていただいて試食タイムです
7.焼いたパンのお持ち帰り
お一人ずつパン生地をこねていただきました場合は、容器に生地入れてお持ち帰りいただきましてつぎの日にレッスン時にしていただいたことを思い出しながらもう一度ご自宅で焼いてください。
手間のかかるパンづくりって思われるかもしれませんが。
私はこの手間から味わえる楽しみがあって、それをお伝えしたいと思ってます。
それから、パンをつくってそれで終わりではなく、一緒に食卓をつくりあげていくその時間も大切にしたいです。パンのまわりにある色々なモノやコト、人、空気感がみなさんの心の中にじんわりと温かな気持ちをうみだしてくれたら何よりです。
最近、少し気になることがあって。
お申込みいただく前にこちらの記事を読んでいただきたいなと思いまして長々とかいてしまいました。お付き合いありがとうございました。