仕事を休むきっかけになったのは、年末年始の休みを終えて一日出社した次の日のこと。
一日目はたっぷり休んだ後なのでまだ余裕もあったんでしょうね。
普段使っていない棟の掃除をするだけで良かったので、何とか普通にみんなと過ごした日の次の日でした。
朝、5時半に目が覚めたのに、体が起こせないんです。
目が覚めているのに、体が動かせない。
起きようと思うのに、動かないんです。
よく、『体が鉛のように重たくなって起きられない』っていう表現がありますが、まさにそんな感じ。
あぁ、これかぁ!ってなんかしんどいのに少し感動している自分が居ました(笑)
体を動かすのに、脳からの指令が無いとダメなんだ、
体が元気でも脳の調子が悪いと動けないんだ、
ってことが実感出来て面白かったんです。
その頃は一番しんどい時ですね、その時に感じていたのは、頭の中の、前頭葉辺り、
おでこの裏辺りに握りこぶし大の石があるみたいで、
脳ミソが固まって動いていないんだな、って自分でも分かる感じでした。
結局体が動かない限りは出社出来ないのでもう休むしかなかったんですけど、
本当にあの時体が動けなくなって良かったな、と思いますね。
あの時に体が動かせてまた仕事に行っていたら、私復活出来なくなっていたんじゃないかと思います。
更年期うつか、それとも普通?のうつなのかよく分からないけど、
ちょっとマズイのかもしれないな、
年末年始休めば良くなるかもって思ってたけど、ムリかも。
まだ食欲もあって睡眠も取れる(時間は短いのですが、眠いときにはぐっすり眠れていたので)うちに
引き返さないと大変なことになる!
って自分でも危機感を感じたんですよね。
その判断は当たっていました。
後でお医者さんに
『不幸中の幸いで、ギリギリのところで自分でストップかけてるのが良かったです。』
と言われたので…。
まだそこまで悪化していないから、薬の投与が無くても治るでしょうとの診断でした。
本当に鬱は大変です。
自分がなってみてよく分かりました。
鬱の方、生きてるだけで凄いです。
自分を誉めてあげてほしいです。

