Happy Thanksgiving!! | ニューヨークで散歩

ニューヨークで散歩

ブルックリンLOVEな母とメキシカンの旦那氏、5歳と2歳の小さな姉妹がお散歩で出逢った、ガイドブックだけでは行けないような穴場スポット他、NYライフの一部をお届けします。

11月の第4木曜日はアメリカ国内でも大きな祝日、Thankagiving Day(感謝祭)です。

その祝日を明日に控え、前日の今日は職場で食事会。

数日前から何気なく貼られていたこの紙。
photo:01



そこからもうすでに恐怖の渦がぐるぐるまわっているのです。

何が恐怖かって、毎年オーナーが先頭をきって食事の用意をするのだけど、そのお手伝いは私達従業員。もんのすごい量の野菜を洗うところから下処理、カットする量もハンパなく、毎年包丁を持つ手に豆ができてしまいます。

「Employee」とありますが、オーナーの友人やらなんやらで結局50人ぐらいになる大規模な食事会。そりゃオーナーも張り切っちゃうでしょ。

でもやっぱり手をかけたお料理の出来は最高。

Coralをお迎えに行っている間に始まってしまい、お料理がつつかれた後の写真になってしまったけど。

オーナーお手製のセイタン。これがお肉の代わり。サンクスギビングといえばターキー&クランベリーソースが有名だけど、オーナーはベジタリアンなのでこれ。
photo:02


写真右側、ちゃ~んとクランベリーソースもあります。クランベリーにオレンジも皮ごと入ってます。(私が担当しましたよ)
photo:03

photo:04

奥に見えているスープ、手の込み用がハンパない。全てのお料理に使う野菜をカットした後に出る残飯(皮や種など)を全て捨てずにまとめておき、さらにキャベツや人参をザク切りにして入れて、これらを全部使ってスープストックを作り、それでカボチャを煮る。

野菜をまるごと食べようっていうマクロビオティックの概念にちょっと似ている感じがしました。

野菜の出汁たっぷりの栄養満点でとってもコクのあるスープ。ナッツが隠し味に入っていて、いい意味で期待を裏切られました。

photo:05

欲張って(苦手なビーツを除き)ほぼ全種類、これをCoralと二人でガッツリいただきました。

左側に写っている四角いのは、サンクスギビング伝統料理なんだとか。焼いたパンをちぎって刻んだ野菜や、小麦粉ではない何かの粉で固めたStuffed Bread。

せっかくこんなにおかずがあるのに、Coralは白いゴハンばかりモリモリ食べていたけど、なぜ??

人のプレートまでじーっ!
photo:06



デザートはタピオカプリン、洋ナシのコンポート入り、そしてサフラン風味。
がっつきすぎちゃって写真を忘れちゃったんだけど、お持ち帰りしたこちら↓バニラビーンズもたっぷりのこれがとっても美味で。
photo:07



自分では思いつかない食材の組み合わせや、残飯の使い方、仕込みは大変だったけど、とっても勉強になった食事会でした。

毎年こうして従業員のためにこんなにもたくさんの料理を用意してくれるオーナーに感謝の意を払って、これからしっかり働かなければいけませんね。

さぁ、サンクスギビングが終わると、本格的に冬が始まり、1年で一番盛り上がるホリデーシーズン到来です。






iPhoneからの投稿