先日の台風は、そこそこ大きかった。

この家は、どうなるのだろうか…

実は、海の真横に住んでいるが、

台風が大きいときは祖母宅へ避難していたので、

実情は知らなかった。

暑いが、夏ほどではないので

停電でも生活できるかなと思って。

その備えをしてた矢先、連絡が入る。

 

女性消防団からの連絡で

—本日、避難所開放に伴い、泊れる隊員はいないか?

という内容。

当初、その地域に住んでいる人が行くことになっていたが

ほとんどの隊員が手をあげれず(家族や家の事情により…)

私は、その地域から離れているが

1人暮らしという状況や、おそらく家にいるよりはいいかな?ということで

避難所へ寝泊りすることに。

初めての避難所泊り。

私の心配は、ご飯と寝る場所のこと。

避難所が体育館ということも視野にいれて、

クッション布団を2個、掛布団(薄いやつ)を

持っていく。

 

行って知った。

2泊になるかもということ。

避難所は、保健センターで

隊員は1人ということ。

職員がいるので、指示に従うこと。それだけ。

職員が女性というのは、唯一の救いだけど…

 

本当は、泣きそうだった。

隊員として、実は私はまだ正式に訓練などを受けたわけではなく

なんとなく、定例会で話す内容を頭に入れているだけ。

 

保健センターは、クーラーもついており、床は、畳やじゅうたんが敷いてある。

非常用電源もあるので、停電でもそこまで心配はない状況。

 

とはいえ、1人。

不安しかないが、私の良いところでもあり悪いところとして

顔に不安が出ないということ(笑)

 

流れるままに、仕事を任され

指示という指示はないので、思ったところを影で動く忍者に徹する。

 

避難所は、暴風域に入り

移動も大丈夫か不安に思う時間帯の夜中12時まで

避難所へ来られ職員と共に受け入れ準備をする。

その日だけでコロナを考えたマックスの収容人数を軽く超えていた。

 

もちろん、心配していた寝床こそクッション椅子があったから、良かったけど…

もちろん睡眠は2時間未満。

 

避難する方の多くが高齢者ということで

トイレの介助や不安な思いを聞くことも。

寄り添いつつ、対応。

 

 

朝になり、

私の帰りたい気持ちはより強くなる、

本当に消防団としてどうかと思われるかもしれないが、

隊員は1人だけとあって、

もし、何か大きなことがあったら…

その不安はぬぐえず、睡眠不足。

日頃8時間以上睡眠をとる私には、ちょっと辛い。

 

 

そんなこんなで昼すぎに、夕方から交代が出来るという連絡が!!

2日目は、他の隊員も積極的に参加してくれたおかげで

私は、無事?に家に帰宅。

 

そして帰宅そうそう、停電と知った。

スマホの充電は、50%。

家族に一言、無事の電話だけして、夜を過ごした。

 

ちなみに、その日の夜ご飯。

仕事が終わった喜びもあり、ちょっと豪華になった★

実際の明かりは、↓こんなもんです(笑)

一昨年から、家をおしゃれにしよう!計画をしていたので、

電池式の間接照明が多く

夜の暗さは、思ったよりも大丈夫だった。

でも音がないのは、不安で、防災無線のラジオを流す。

20時半には、就寝。

翌日3時まで起きることなく寝続けた。

起きた原因は、蒸し暑くなったこと。

うちわでどうにかやりくりするが、なかなかな目覚め。

その後、7時まで2度寝。

 

ちなみに、停電は翌日の夕方まで続いた。

祖母宅も停電だったが、私よりも早い復旧だったので、

祖母宅で充電することが出来た。

電気というのは、本当にないと不便だと改めて感じた。

 

ちなみに…

ちょっと豆知識!

停電時、絶対にしてはいけない行為は知ってますか?

それは…

「冷蔵庫を決して開けてはいけないということ」

1度開けただけで冷気はなくなり、全て溶けるらしい。

 

私は、今回そのお約束を守り

食材を守り切った。

冷凍ものも半分溶ける程度に収まったのは本当に良かった。

2~3日の停電の場合は、冷蔵庫を開けない。鉄則です!

 

 

そんなこんなな台風14号の諸事情。

本当に本当に大変だったけど、

改めて自然の脅威と対策方法について考えることになりました。