本日、彼女と共に精子バンクへ


そもそも、今回の精子バンクは、同じ病気の同僚からの情報だ。


しかも自分で直接病院へ連絡し、何とか予定を入れてもらった。


前の担当医は、患者自身で精子バンクを見つけるようにと言われたが、精子バンクに言わせれば、患者自身が直接予約をとることは珍しいという。。。


転院先の予約といい、今回の精子バンクの件といい、振り回されている気がしてならない。


。。。


JRで事故があり、予定より1時間遅れで市立大学病院へ


泌尿器科の不妊治療の部門のため、おそらくプライバシーに配慮して、待合室は少し奥まった場所にある。


待合室で待ち、しばらくすると採取するためのヤクルトくらいの大きさのビンを渡される。


個室に案内され終わったら受付まで検体を持ってくるように言われる。


畳2畳くらいのスペース。


中にはDVDデッキと何枚かのDVD、ソファー、洗面があるのみ。


2人で入る事も可能だというが。。。


結局彼女は待合室で待つことに。


。。。


割愛


。。。


検体を受付に預け、待つこと5分。


医師と面談。不安な事を含め質問をする。



医師曰く、


・運動量は少ないが、量は採れたので10本凍結、2~3回は使用可能。


・保存期間で精子の状態は余り変わらない。


・造精機能は4コース以下の化学療法であれば戻る可能性高い。


・抗がん剤で精子が遺伝子レベルで傷つくことを学術的に証明されたものはない。


・化学療法を4コース行って2児を出産した例がある。


・凍結精子を使った不妊治療はタイミング療法(自然妊娠)→人工受精→体外受精→顕微授精の順となる。


・35歳以下は、原則1つの卵子を使用する。したがって多胎妊娠とはならない。



「大丈夫。希望を持ちなさい。」


。。。



ほとんど子供を諦めていた僕達は、診察後泣いた。


医師によって言うことは違う。


誰が正しいのかわからないが、患者としては希望が持てるほうを信じたい。


この病院に精子を預けて良かった。




来年もまた、二人揃って元気な姿で来ます。


次回1年検査は、来年7月の友引の日とした。