「フルボ酸培養液」-活用編 | 土壌菌の素顔 Ⅱ

土壌菌の素顔 Ⅱ

「土」は岩石の風化物などではない。「土」は有機物から生まれている。
「論より証拠」、自然界の有機物は腐敗などしていない。

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上記2枚の写真は、昨日の製造方法で製造された「フルボ酸培養液」です。最終工程でフィルター処理をしています。勿論、東京理科大学矢島研究室において解析、確認済みです。

今日はこの活用方法です。
そもそもの製造目的は、1、家畜飼育の生産性向上 と 2、環境問題の解決 です。

生産性向上については、結果を「フルボ酸培養液」とする意図がご理解頂けると思います。家畜の健康管理、生長促進、果実の品質向上です。
家畜飼育の要素とは、「飲用水」「飼料」「環境」の三つです。これをすべてこの「フルボ酸培養液」で対応するのです。ストレスのない、のんびりした畜舎風景が広がります。

環境問題は、上記三要素の「環境」とも関連しますが、畜舎内を洗浄したり、今年のような暑い夏のヒートストレス対策として畜舎内にミスト散布したりします。と同時に畜舎内が自然環境に近づきますので悪臭やハエの発生が抑制されるのです。人為的な自然環境が創造できます。

当然排泄物にも変化が見えてきます。「フルボ酸培養液」は全汚水の一部を活用していますが、その他の汚水が対応し易い状態へと変化し、廃水処理も負荷が軽減されます。また、糞は「フルボ酸培養液」を使用して堆肥化させることで多機能な土壌有機物に変化します。勿論、土の香りのするもので、「フルボ酸培養土」と呼ぶこともできます。

今日は以上です。明日は「応用編」です。