抗酸化能のことで調べものをしていたら、我が家の本棚に「不老革命 マイケル・フォッセル著 佐々木龍二監修 仙名 紀訳 アスキー出版局刊」を見つけた。1997年初版発行とされている。どうやら10年以上前にはすでに本棚にあったようである。
この本に「テロメア」という言葉が出てくる。「テロメア」とは、体細胞内の染色体の4つの「手」の末端を指し、老化によって短くなる特性があるとのこと。また、「テロメア治療」とは、染色体のテロメアを延ばすことで細胞の老化を防ぐ治療法とのこと。また、がん細胞の場合にはテロメアの機能を停止することでがんの進行を抑止できる、とある。
「テロメア」を延ばすためにはタンパク質とRNA(リボ核酸)からなる酵素の「テロメラーゼ」の生産を促進させる必要がある、とのことである。
抗酸化能の高い農産物には活性酸素種の抑制効果があるということは分かっているが、この「テロメラーゼ」の生産促進にも一役買っていそうな気がするのだが・・・・・。