心の整理。 | 土壌菌の素顔 Ⅱ

土壌菌の素顔 Ⅱ

「土」は岩石の風化物などではない。「土」は有機物から生まれている。
「論より証拠」、自然界の有機物は腐敗などしていない。

ここ数日考えごとをしてました。

理由は、いろいろあるのでしょうが、やはり岩手、宮城、福島の方々のことが中心だったのではないでしょうか?


農地が塩害にあわれた地域では、リードアップを使用頂いたテスト経過は順調、と元田さんの友人の宮城県の太田さんから直接ご連絡を頂きました。


福島からは、当社のホームページをご覧になり、放射性物質対策として自宅の敷地や子供さんの通学路、部屋の中などに散布したいとのご要望があり、リードアップを提供させて頂きました。きっといい結果が出るものと確信しております。




明日、福島県農林水産部の方と連絡を取ることになっています。放射性物質の固定化・不活化テストのための「場」をご提供頂くためです。

6月の初めに農林水産省へ放射性物質汚染農地の土壌改良をリードアップ(フルボ酸)で実施頂くためにお伺いしましたが、その時の要求が「実績を持ってこい」、とのことでした。


それから、ボランティアと実績づくりを目的としてたくさん方々のご協力を頂きながら励んできましたが、市町村などの地方行政担当者の方々から圧力をかけられるようになってきました。

最初は、「撮った写真を公開しないでください。」でした。次には「写真を撮らないでください。」になりました。さらには、「放射性物質の汚染濃度を量ることを止めてください。」となったのです。


これでは、実績づくりどころではありません。

その地域にお住まいの方々が恐怖にさらされていることを行政担当の方々はご理解頂いているのか!と思いたくなるようなことが、あちこちで見かけられます。




「日本人ならきっと復興できる!」と、つい先日まで思っていましたが、ここにきて「?」が心に芽生え始めてきました。残念なことです。こんなこと思いたくないのですが、そう思わせるような出来事が次から次に起きてくるのです。


私のこの嫌な予感が外れることを願いつつ、明日、福島県農林水産部の方と連絡を取り、これから私のお手伝いできることを考えてみたいと思っています。