俳優の高岡蒼甫がTwitterでフジテレビの韓流押しを非難し、

2chやYahooニュース等で話題になっている。


目立った代表作もなく、ルックスも可もなく不可もなく、

そして奥さんが圧倒的に格上の女優ということで言えば

高知東生クラスの俳優とでも言うべきか。


しかし、この発言に関わるニュースを耳にして

芸能人として男としてカッコ良いと思い、彼を見直した。


フジテレビといえば

「目玉焼きに何かける?」のようなどーでもいい情報を垂れ流し

たまに自己満足のための偽善キャンペーンを打ち出したりする

くだらない朝の情報番組から始まって、

震災番組ではスタジオ内のふざけた発言が電波に乗る始末、

女子アナといえば自分をアイドルと勘違いし、まともな日本語も使えず

番組内での機転すら利かない三流社会人が揃った

日本の恥部ともいえるキー局だと僕は思ってる。


だから僕も久しくフジテレビの報道とバラエティーは見ていない。

ドラマは好きな俳優が出ていれば見るが

それでも後からDVDで見れば良い話だし、

もともとTVのリモコンに[8]が無くても困らないくらいだ。


ただ、これは僕が視聴者の立場だから言えることであって

堂々とフジテレビを批判したところで実害は無いし、

彼らにとっても痛くもかゆくもないだろう。


しかし芸能界で生きる人間が「気持ち悪い!」とまで言いきって

フジテレビを批判するという勇気は大変なものだと思う。


ツイッターというメディアではあるが

自分の発言がどのような波紋を呼ぶかを理解したうえで

歯に衣着せぬ発言をしているところも素晴らしい。

自分の発言や主張を二転三転させて

いまや中学生にまで失笑を買う我が国の首相とは大違いだ。


山本太郎も反原発において思い切った行動をしたが、

せっかくメディアとの架け橋になれる立場に居ながら

それを投げ捨てるというのは勢い以外の何物でもないので

あまり共感はできない。


なので高岡蒼甫には是非、頑張ってもらいたい。

フジテレビは自分らが何か特別な力を持っているかのように

勘違いした奴がゴロゴロしているんだと思う。


自分らは情報を発信し、流行を作る立場の人間であり、

スタート時は「悪」の評価でも、

続けているうちに視聴者のほうが慣れてきて

全て「善」になると思いこんでいるんだろう。


その傲慢さにバスンと風穴をあけるまで、

決してトーンダウンせず戦ってもらいたい。