●木下さん(東京都・女性)
参加ツアー:2008年4月 Kalahari Express 10日間 (アフリカ・GAP社)
参加者:4カ国から12名(男性5名・女性7名)
イギリス、アメリカ、カナダ、日本
最年長は85歳、次いで74歳、50・40・30代と、全体的に年齢層が高く、一番の年少者でも32歳。
職業は、教師・薬剤師・フライトアテンダント・建築家・看護師・スポーツインストラクターなど。
結論から言うと、『また行きたい!アフリカ!』。
マイレージが溜まっていて、使うなら近場よりも出来るだけ遠くへ行ってしまおう!-というだけで行き先を『アフリカ』に決め、「ビクトリアの滝」は絶対に行きたかったので、ここを中心に可能な日程のツアーを探した。が、調べる程に楽しみよりも不安ばかりが先立ってしまい、実際にツアーに申込をするのに半年以上もかかってしまう。周りの数少ない渡航者からは病気になったとかネガティブな話ばかり、ケニアの暴動の時期とも重なり、治安と病気が一番ネックになった。それでも、何とかなるかなと思えるようになったのは、背中を押してくれたのは、いままで参加してきた現地発着ツアーの仲間達だった。
まず、前回エジプトで一緒だった女の子が南アフリカとスワジランドでボランティアに参加していたので、同じ女性1人旅の視点から状況を聞けた。返事は、「『アフリカ』というだけで特別身構える必要なし。エジプトにいた時と同じように振舞っていれば大丈夫」。問題点以上に、素敵な事、美しい場所、楽しい事、美味しい物・・・沢山教えてくれた。別の仲間は、「1人じゃなく女3人旅だったが、全然危険は感じなかった。30カ国以上行った中でケープタウンが一番好き。ただ自分は南アフリカ以外はあまり詳しくないから」と、以前アフリカに住んでいて、今も1年に1回以上アフリカを旅している友達を紹介してくれた。その友達(ヘザー)は更にピンポイントな情報を与えてくれた。ヘザーの「enjoy!」って言葉と助言がなかったら、私は現地の人達にただ警戒心剥き出しで接してしまっていたかもしれない。やり取りもそこに住む人達の問題や状況を理解した上で、より楽しむ方法も教えてくれた。彼女たちの助言の全てが、間違いなくとても大きな安心感と、殆ど萎えていた期待感を膨らましてくれたけど、1番は『アフリカ』も『みんな普通に行っている旅先の1つ』なんだって感じられたことだった。はるか遠くと思っていた地が何だかグンと近くなって、ようやくエクスプローラに行く決心がついた。そしてツアーが無事に終わり、またアフリカに戻って来たいと心から思っている。
空気・土・太陽と一つになったような不思議な居心地の良さ。頭の重さが無くなり、体中に漂っていたもの全てが霧散らして重力から開放され、爪の先まで活力がみなぎる。細胞が隅々まで活性化しているのを感じた3週間だった。時間はとてもゆっくりと進むのに同じ瞬間がない。大きくてきまぐれ。同じツアーでさえ2台に車が分かれただけで同じ風景・動物に会えなかった。だから楽しみも無限大。違う季節・地域も旅したい。この滞在ですっかりアフリカに魅了されてしまいました。帰国前、宿のスタッフに「また来たい。まだまだ山程やりたいこと、見たいことがある」と言ったら、「みんなそう言うわ」と笑った。ヘザーも「アフリカには5年以上住んで、その後も何度も来てるけど、それでもまた来たくなっちゃうのよね」と、タンザニアへ旅立った。
『アフリカ』、ぜひ1歩思い切って踏み出して欲しい。行ってしまえばそれまでの不安を軽く吹き飛ばしてしまう広大な大地、自然、感動、楽しみが待っています。もちろん全てのガードをおろしてはダメ。でもアフリカだからと必要以上に怖がらなくて大丈夫。そして、行き先はどこでも、現地発着ツアーに参加することを心からお勧めしたい。感動はツアーの間だけじゃなく、終わった後も続いていきます。繋がった旅人たちは今も自分の知らない土地に立っていて、そこは仲間にとっては日常生活の場かもしれないし、新たな旅路かもしれない。でもいつだって、彼らの笑顔は一緒に旅した時と変わらず自分も笑顔にしてくれる。別の仲間(つい先週婚約したばかり!)は、私の写真を見て次の目的地をアフリカに決めた。今回のツアー仲間(サンフランシスコとシカゴに住んでいる2人+その友達)とは、ロサンゼルスで待ち合わせ、→ラスベガスで車を借りて、(念願の!)グランドキャニオン→サンフランシスコと一緒に旅をする。Safari reunionだ。輪はどんどん広がって影響しあっていく。全ての出会いが宝物。人との繋がりをとても強く感じ、改めて感謝した旅となった。あなたにとってもその旅が感動盛り沢山で、掛け替えのない繋がりを生む旅となりますように。まずは一歩、踏み出すところから。




