こんにちは、たんぼですニコニコ

本日は不動産ではなく子どもネタ、ちょいと長文になります。


我が家には小学校の息子がふたりおります。


年末のことです。

4年生の長男が、小学校で「6年生を送る会」のピアノ伴奏に立候補して帰ってきましたびっくり8人が立候補しているとのこと!


外ヅラが良くてカッコつけてる長男ですが、「克己心」に欠けているんですよね。オーディションに向けての練習も結局オシリを叩かないとやらないのは覚悟してました。


自分がやるって言い始めたのに、その気持ちを継続して持ち続けるのは小学生にとってはまだまた難しいんだと思います。ゲームやYouTubeとか誘惑たくさんありますしね‥


私が教えるとバチバチぶつかりそうなので、ピアノの先生にお願いすることにし、追加レッスンを3回。


あとは私が言い過ぎないように気をつけながら見守りましたえー←これが意外と難しい。


先生の指導と本人も追い込みをかけて、何とか形になるくらいまで弾けるようになり、年が明けてオーディション当日...


なんと8人いた立候補者は、誰も残っておらず長男だけだったそうです。まさかの不戦勝。

とっても誇らしげに帰ってきましたニコニコ


オーディションの日の朝は、

「ここまで練習を頑張ったあなたを見れてとっても誇らしいよ。結果はどうなるかわからないけど、自分と戦って勝てたんじゃないかな。楽しんでいってらっしゃい。」

的なことを伝えました。


こういう経験から、勝負するのは人とではなく自分。「克己心」に気づいてくれたら良いなと思ってます。


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少し話はズレますが、1年前から端くれながら児童発達支援の仕事にも携わっています。


自閉症と診断された年長男児。

体幹の弱さ、低緊張もあり、身体が不安定。

なかなか自分の思いを言葉で伝えられないという主訴でしたが、言語理解の検査は年齢相応でした。

気持ちのコントロールが苦手で友達を叩いたり、気に入らないことがあると投げる、怒る、心を閉ざす。


お母さんはそのお子さんに対して、

「もー何でもそんなにぐらぐらしてるの!しっかり座りなさい」 

「そんなことしちゃだめでしょ!」

「いつも◯ばかりして、、」


私に対しては、

「この子は◯や◯もできないんです。こんなことやあんなことがあって困ってます。」

普段褒めたりすることはあるか聞くと、

「褒めるところがないので褒められません」びっくり


お母さんは困って疲れ果てていたんだと思います。


でも情緒面の不安定さや問題行動は、お母さんの声がけが変われば軽減するのではないかと思われました。


何回かに分けて、お母さんへ声がけや態度についてどうしていくか相談していきました。


①投げたりする問題行動については、放っておきましょう。その代わり、良いなと思う言動があった時はしっかり褒めてあげる。

「あいさつが上手にできたね」

「ゲームを最後まで一緒に頑張れたね」

とか小さなことなんでも良い。

子どもはまずは自分がしっかり認めてもらう経験を重ねないと、相手を受け入れたり認めることはできないですからね。


②「~したらだめ!」と否定するのではなく、「~されたらお母さん悲しいな」と気持ちを伝える。怒られたという不快な気持ちにならないし、それを相手の気持ちに気づくきっかけにしていきましょう。


③なかなか言葉でうまく伝えられない時は、お母さんが言葉を代弁して見本を提示してあげる。伝え方を学べるだけでなく、自分の気持ちをお母さんがわかってくれているということが安心感につながる。


この辺りを中心にお話していきました。


そしたらおねがいおねがいおねがい

この数ヶ月で問題行動がかなり減ってきたんです。

保育園でゲームに負けても「まあいっか」って切り替えられるらしいです!ホントかなって思いますよね〜とお母さんが嬉しそうに報告してくれました。

あと最近、やたら手をつないでくるんですよ〜とも照れ


お子さんの変化は、お母さんの変化だと改めて確信しました。 

この数ヶ月で、お母さん自身がお子さんの良いところを見つけて褒めるのがすごくうまくなっていましたから✨✨


未熟な私の話を聞いてくださり、自分の中に取り入れてくれたこと、本当にすごいお母さんだなと思い感動しましたので、備忘録としてこちらに残しておきたいと思いますおねがい


この子は身体が安定してきたら、もっと情緒面と安定してくるだろうなと思います。


親の力は偉大、と改めて感じ、

私は不動産ばっかに気を取られ子供達ときちんと対峙できてるだろうかとか色々と考えるきっかけにもなりました(*ノω・*)テヘ


今日は不動産ネタではありませんでしたが、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊❤



子育ての私のバイブルはこの本です。

佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」

迷った時に開くと必ずヒントをもらえます。