合格発表は失恋の日
離れても・・何度でも・・
あなたに恋をする・・
オレは今人生で一番好きな人に出逢った
tanbo-301が書く時・読むとき・・
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受験の合格発表の日が来た
退院した春見は職場に来ていた
牧瀬が順子の代行をしていて塾長から
4月度から正規の講師になって欲しいと頼まれていた
もちろん順子も正規の講師に・・
嬉しがる順子だった
・
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この日受験生からの報告を
楽しみに待つ塾講師たちである
神棚の前に集合して
祈っている
パソコンを立ち上げる匡平である
カーソルをクイック
江藤美香が順子に報告に来た
「先生 京大ダメだった」
「そうか~」
「センター試験で早稲田に行く」と江藤は言う
匡平の連絡を待っていた順子だが姿をあらわさない
順子は高台のビル群が見渡せる
初めて匡平と話した場所で
物思いにふけっていた・・
匡平は
「春見~!」と息を切らしながら坂を駆け上ってきた
「ゆりゆり~」
「オレ 東大に合格した!!」
「ヤッター!!良かった 本当よかった!」
「遅くなってゴメン」
「退院していると思ってなくて・・」
「先生ありがとう 春見がいなかったら絶対あり得なかった」
「不可能だった!」
「おめでとう!♡」
匡平は順子の肩をつかみ
「結婚なんかすんな!しないでくれ オレは・・」
「あのね私 雅志とは・・幸せになれるんじゃないかと思ったの」
順子は講師仲間の勅使河原の言葉を思い出していた
「教師と生徒の関係だから好きなんですよ!
そこをわからせるのが大切」と・・
順子は雅志のことを話す
「昔からお互いのこと知っているしだからゴメン」
「合格してくれて本当にありがとう
私あの時試験を選んだゆりゆりのこと・・ゆりゆりのこと
誇りに思う!」
「ゆりゆりなら これからどんなことだって出来る」
「頑張って!」と順子は励ます
「春見オレ・・」
匡平は江藤に言われたことを思い出していた
「好きのその先はどうするの?」
「春見先生34だし 4年間先生こと待たせるの?」
匡平の前髪を撫でる順子だった・・
初めてここで会った日のように
「バイバイ・・ゆりゆり・・」匡平に背を向けて
順子は歩き出した・・
順子の頬には大粒の涙がこぼれ落ちる
見送るしかない匡平だった・・
私の初恋はピンク色した
さくら咲く失恋だった・・・
(順子の本当の気持ちは?・・まだ塾講師の仮面を付けている・・tanbo-301の主観)
王子様とはtanbo-301のブログを開いていただく貴方様のことです
ピンクをこんな長い期間書くとは思いませんでした
主婦ブログに一日で970名以上訪問いただいた時は何かの間違いだ!
手違いと思いましたが一番嬉しかったです
恥恋中毒もたまにはいいかも
パソコン範囲5mが生息範囲です(笑)
ワクワク・・ドキドキしながら書いています
飽きやすい自分ですが・・王子様の訪問が励みになります
ありがとうございます
「パズルの最後のピースを見つけるまで!」
使命を果たしています
故郷へtanbo-301 レポート NO-568送信