毎年のことながら | ringomamaさんのブログ

毎年のことながら

母が認知症ではないかと疑い始めて6年近くが経ちます。始めは朝食に卵焼き、それも3個、私の好きなサラダをたくさん作るようになりました。それからぼちぼち不思議なことがおき始め、毎年くれから正月にかけては人の出入りが多いためか、自分の居場所がわからなくなります。今住んでいる家は母が嫁いで56年、父と二人で33年前に立て替えました。その後内部の改装をしましたが時々他人様の家にいるようなのです。特に暮れから正月に掛けては混乱がひどくなります。福祉施設での勤務のため盆暮れ無く働く私には、年越しを一緒に過ごすことが困難なため、ここ何年かは姪に来てもらって過ごしていました。今年は私が休職しているので何とか過ごせるだろうけれど、ことしもやっぱり混乱が始まっています。

認知症がここしばらくで進んできていることははっきりしているのですが、先日も近所のお店に買い物に行くよう言ったところ、お店を間違えてしまいました。行きつけの病院もひとりで行くのは不安なようです。ここ半年私に頼りきっていたのが裏目に出たのでしょうが、気持ちが落ち着き穏やかになった分、何をするにも一人では不安が多いようです。2月から職場復帰をしますが、この先どんな試練が母にも私にも待ち受けているのか、なかなかのようです。