トヨタ2000GT製作記(その2)
室内のパーツはノーマル版と一緒ですが、エンジンルームのパーツが干渉する部分は
予め切断しておくことが必要です。
メーター周りやシフトノブ周辺等のウッドの部分はデカールが用意されていますが、
ラジオ等のモールドで段差がいくつかありますので、
水に浸す前にその部分部分に切り分けて、マークソフターで軟化させて貼り付けます。
エンジン下部のオイルパンの部分はキットのシャシーのパーツを生かした構成となっております。
レジン製のエンジンルームの壁面のパーツを塗装して、シャシーにがっちり接着させます。
キャブレターやエアクリーナーを取り付けたエンジンをシャシーに取り付けます。
重たいメタルパーツなので、しっかりがっちり接着させます。
そして、コイルがモールドされたメンバーを取り付けた後、
デスビとコイルの配線を繋ぎます。
続いてプラ板や洋白線で作ったスロットルリンケージや真鍮線で作ったフューエルラインを
取り付けていきます。
エンジンルームと並行してボディも進めていきます。
といいますか、このボディ最初手がけていたものは一度塗装まで行ったのですが
Aピラーの窓枠がバキバキに折れてしまい、編集部からも一つノーマル版のキットを
いただいての2回目の作業でございます。(←未熟者)
フロントの下半分はキットのインストではシャシーとボディを合わせてから
最後に接着することになっていますが、それでは継ぎ目がのこってしまうので
最初に接着して継ぎ目を消して成形します。
ボンネットは切られる前提で数点でのみボディと繋がっている成形がなされているので、
ノーマル版のキットを作る場合でも一旦切り離してから
裏からプラ板をわたして全体を固定した方がいいでしょう。
スーパーディテール版ではボンネットのヒンジがエッチングパーツで用意されています。
左右が繋がった状態ですが、裏面のディテールの再現の為
2つに切り離し、エッチングパーツの厚みの分ボンネットを削り込んで凹ませてから
接着します。
キットには裏面用の凹凸の付いたシールが用意されていますが、それは使わずに
0.3ミリプラ板で内張りの部分を再現します。
ヒンジの軸にあたる部分には同じく掲載されるタミヤのLFAに対抗して(?)
極小の磁石をプラ板で囲ったものをボディに取り付けました。
これで完成後もボンネットの取り外しができるというわけで。
この状態で開閉状態を確認します。いい感じなので塗装に進みます。
続く