『トヨタ２０００GT製作記（その１）』

なかなか製作記を書けなくて申し訳ないです。

ようやく本業や副業がひと段落しましたので、遅ればせながら

平成２３年４月発売のモデルカーズ１８１号の巻頭特集「LFAと２０００GT」において、

担当しましたハセガワ1/24スケールのトヨタ２０００GTの製作記を書いていきます。

とはいうもののこのキット、

ず～～～っと以前にとある方から依頼を受けて、

尾鷲に住んでいた頃から作りかけの状態そのままになっていたものの製作を

再開させたものであります。

自分がこれを綺麗に仕上げる技量があるのか甚だ疑問であったので

依頼主の「完成はいつでもいい」との言葉に甘えていたわけで。

製作したのはノーマルのエンジンレスのものにレジンやメタルのパーツを追加して

エンジンルームも再現された特別仕様「スーパーディテール」版のキットです。

まずは追加されているパーツ類をチェックし、

レジンパーツは中性洗剤で残っているかもしれない離型剤を落とし、気泡をチェックし、

メタルパーツは真鍮ブラシで磨き、プラサフを吹きます。

今回、アクセルやブレーキのマスターシリンダーのパーツに型ズレがあったので

プラ棒やアルミパイプで作り直しました。

また、メタルパーツのキャブレターの１つが成形不良であったこともあり、

よりディテールの細かいさかつうのソレックスのキャブレターのパーツに換えました。

エンジンはパーツ毎に塗装して組んでいきます。

デスビのパーツにはプラグコードとコイルに繋がる計７つの穴を開け、

旧モデラーズのプラグコードを取り付けます。

デスビをエンジンに取り付け、プラグコードを配線します。

また、タコ足のパーツを塗装してこれもエンジンに取り付けます。

この先はノーマル版のキットのエキパイのパーツに繋がります。

続く

棚瀬模型店まいまい日記分冊