ふくしま会議2012に出席してきました。

11月9日~13日の3日間、福島大学にて『ふくしま会議2012』が開催され、10日の全体会議と11日の分科会・総括セッションとおよそ丸二日間参加してきました。
去年は米の問題で福島県の農産関係者はアタフタとしていたので、このような会議が行われていること自体私は知りませんでした。
私は去年との比較が出来ないのですが、震災から1年半が経過した中、参加者もそれなりに勉強していたり、経験していたりと、良くも悪くも多少は落ち着きが感じられた会議だったかとは思います。
会議内容を振り返ってみると、総括セッションで去年の代表を務めた方もおっしゃっておりましたが、どの話でも二項対立がはっきりと現れてました。
矛盾する二つの事項がぶつかり合うので、議論としてはカオス的になるというか、出口が見えなくなるというか、そういう状況に陥っている雰囲気が少なくとも私が参加した分科会やセッションではすごく感じられました。
例えば『今を考えるのか』『30年先を考えるのか』とか『主観』『客観』とか、どちらが正しいとも間違いとも言えない、非常に複雑な状況であり、議論が迷走する場面が多々ありました。
でもそれが今の『福島』であり『日本』なのだと思います。
形は『ふくしま会議』でしたが、私はこれは日本の現状の縮図のようにも感じました。
もちろんそういった議論自体は無意味ではなく、必要なものであり、無駄ではありません。
具体的な提案や活動も示唆され、有意義な議論ももちろんたくさんありました。
ただ結論から言うと、今福島は抱える問題の多くは『今の時点で明確な答えはない』ということに尽きます。
これは医療・除染・健康・教育・経済・地域・文化など全てに共通します。
ただそこで『なんとなくもういいかな。』となってしまう方と『だからこそ議論すべきだし、行動すべきだ!』という方に分かれており、少なくともふくしま会議に出席された方は後者なのだと思います。
今回一番の収穫だったのは『こんなにも草の根活動をされている団体・方々がいらっしゃったのか!』ということを知ることが出来た事です。
ただ私も含めて今はそれが各々バラバラに活動してしまっているとも見えます。
これが少しずつ点から線となり、線から面となり、大きな形を生み出していくのだと思います。
そういう意味で、『ふくしま会議』は、福島を想い、活動する人たちを紡ぐ場として非常に大きな意味を持ちます。
私は正直なところこういう状況になって気付きましたが、やっぱり福島が大好きです。
福島に住む人達も大好きです。
福島を想い、福島に来てくれる方々も大好きです。
福島を今はどうしても・・・と敬遠してしまうという方々も大好きになりたい。
起きてしまったしまったことは変えられないし、負のエネルギーは負のエネルギーを呼びます。
だから笑って過ごしたいし、楽しく生活したい。
福島はより良い福島になれるはず。
今回ふくしま会議に出席して確信しました。
無理に頑張る必要はないです。
大切なのは自分が出来る事を一つずつ地道にやっていくことです。
私も草の根活動を続けていきたいと思います。