仕事を辞めさせられてからずっと、悩んでいました。
朝から晩まで働かされる理由、残業の意味、労働基準とはなんなのか?
リーマンショックのとき、仕事量がみるみる減っていくなかでそれでも残業させる会社に疑問がありました。
経費節減が叫ばれても、役職手当てがなくなっても、残業だけは無くさなかった方針に納得できませんでした。

だから、自主的に残業手当て分だけでも減らすため、定時退社を心がけていたのに、結果辞めさせられたのは正直腹立たしいを超えて呆れました。

残業は悪ではなかったのか?残業とはなんだったのか?

その答えの一つを教えてくれたのが、この本でした。


この中には、資本主義社会におけるサラリーマンの本質と本分と、新卒には教えてもらえない給料の真意が分かりやすく書いてあります。
残業がなくならない本当の理由もありました。辞めさせられた理由も、読んで考えたら分かりました。

そして、これから先どう働いたら会社に扱き使われずに済むかやそもそもどういう職種を選べば良いかも、読めばだいたい解ります。
アルバイト求人と照らし合わせて読むと、よりはっきりと要不要が理解できます。
これは新卒の学生に一番読んでほしい本だと思いました。これを読まずして就職したら、何も知らないうちに人生を棒に振るかもしれません。
(決して大袈裟ではありません。実際自分は棒に振ったわけですから)




…ほんと、就職する前に読みたかった。
…ブラックじゃない会社なんてないんだなって。






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