気持ちの整理のため、私がここに至るまでを振り返りたいと思います。
知ってるよ、という方は読み飛ばしていただければ幸いです。
私は、娘を出産するまでに2回、息子を出産するまでに1回、流産しています。
結婚したのが27歳。
はじめての妊娠は28歳。
そして、はじめての流産。
妊娠すれば、当たり前のように出産するものだと思ってた私は、自分の身に起きたことが受け入れられず、そして、ちょうど無職になったタイミングも重なり、毎日毎日泣き腫らす日々。
人としてのまともな生活もできず、家に引きこもる。
なんで私が?
母も姉も友達も、妊娠したら当たり前のように出産してる。
なんで?どうして?
ただただ泣くことしかできずに、時間だけが過ぎていく。
廃人のような生活をしていたが、1ヶ月、2ヶ月と過ぎると、少しずつ気持ちも回復してきた。
そして、29歳。2回目の妊娠。
次こそは、と思う気持ちと、
次も駄目だったら…と思う気持ちが入り乱れる。
大丈夫、大丈夫と言い聞かせたのに、
8週、心拍確認後の繋留流産。
一度確認できていた心拍が止まるということは、かなりダメージが大きかった。
仕事もまともにできない状態。
また廃人生活に逆戻り。
なんで?
何が悪かった?
私のせい?
もう、私には赤ちゃんを産むことはできないんじゃないか。
自分を責めて責めて、、
それでもぽっかり空いた穴は塞がることはなかった…。
何とかしなきゃ。
赤ちゃん欲しいなら、できること何でもしなきゃ。
それから、不育症の検査をして、効果があるかはわからないけど、お守りとして血液をサラサラにする薬を飲み、妊活を続けた。
30歳。
3回目の妊娠。
できることはやっている。
これで駄目なら仕方ない。
そう思って過ごした妊婦生活。
それでも、不安は消えることがなかった。
そして、無事に出産。
喜びしかなかった。
やっと、やっと、この手に赤ちゃんを抱くことができた。
現在6歳の娘。
大きな病気もなく、順調な成長。
今でも奇跡だと思っている。
②に続く。