同じ土俵で比較する方法

NO.263 2018.0507

 

日からまた

社会復帰ですね。

GWはいかがお過ごし

だったでしょうか?

 

 

 

いきなりお札の画像でビックリ

したかもしれませんが、

これは以前作ったティッシュ

なんです。

 

 

 

裏から見ると、ほらこの通り!

 

 

【お金の若者離れ】

日の話は、ジャンボ宝くじでは
ありません!
※今週の金曜日に抽選なんですね…。
もちろん、買ってないので当たりませんが…。
 
【お金の若者離れ】についてです。
ネットで話題になっていました。
 
 
発端はと言うと、5月5日の
朝日新聞に20歳の大学生の
言葉が載りました。
 
 
 
青年の主張を要約すると、
 
『若者の〇〇離れ』って言うけど、
カネがないから、やりたいけど
出来ない現実がある。
それを知らずに、とやかく言うな!
 
と言うことです。
 
 
この内容には賛否両論
あると思います。
 
 
この記事がTwitterに流れまして…。
高須クリニックの高須会長が、
この記事に、
『喝っ!」』
って、発言した事で炎上しました。
 
 

同じ土俵の上で

ちらの意見でも良いんですが、

収入の事だけで話してもラチが

あかないと思うのですよ…。

 

 

 

確かに、初任給だけを比べれば、

1994年辺りから20万円を天井に

張り付いた様に上がってません。

 

 

(厚生労働省の賃金構造基本統計調査

から大卒初任給の年次推移から筆者作成)

 

 

しかし、一概に金額だけを

比較出来るモノではありません。

 

 

 

1970年(私の学年の生まれた年)

の4万円が今のお金に換算すると、

いくらになるのかを考えないと

おかしな話になります。

 

 

 

 

収入があれば、支出があるわけ

ですから・・・。

そこで、各年の消費支出との比率

から、考えてみたいと思います。

 

 

(総務省の家計調査年報から

消費支出の年次推移から筆者作成)

 

 

オレンジの線は、その年の

2人世帯の消費支出です。

コレが、毎年一定の生活水準を

するという前提において

計算してみます。

※本来であれば総支出ではなくて、

各年の可処分所得で比較する方が、

感覚としては正しいかもしれません。

 

 

すると、各年の

新卒給与÷消費支出で出した

割合に、2012年の消費支出を

かけます。

グラフにすると、こんな感じ。

 

 

すると、1980年辺りからは、

消費支出に対しての初任給は

上がっていると言えます。

 

 

 

最低限、この辺りの数値データを

元に議論したいモノです。

これは何も、お金の価値に限った事

ではありません。

 

 

 

会社でも、長期間のデータや、

周りの環境が大きく変わった時の

比較は、同じ土俵に載せてから

比較しなくてはいけません。

 

環境適応業

とえば、去年と比べて、
競合店が増えたり、減ったり
します。
似た様な競合商品が
出てくるかもしれません。
 
 
 
もちろん、環境の悪化があった
から、自社の利益が落ちても
良い等と言うのではありません。
 
 
 
環境の変化があったなら、
その変化に対応する事でしか、
生き残れないのですから!
 
 
 
社長は、環境適応業!
と言われるゆえんです。
 

運が悪かった時は?

かし、たとえばボーナスの
査定を考えてみてください。
 
 
 
田中君を赴任させたら、
次の月に隣りに競合店が
出来て、田中君は前任者
以上に努力していたとします。
 
 
 
競合店さえなければ、
きっと前任者よりも利益を
上げる事が出来たと
考えられるとします。
 
 
 
こんな時はどう判断すれば、
良いでしょうか?
『隣りに競合店が出来るのも
実力のうち!』
と考えるのも手ですが…。
 

運が良かった時は?

中君が数字を落とした後、
中村君が赴任します。
 
 
 
隣の競合店は、田中君の
頑張りによって力尽き、
中村君が赴任した次の月
には閉店しました。
 
 
 
中村君は、毎月労せずに
昨対をクリアーしていきました。
どの様に査定しますか?
 
 
 
運も実力のうち!と
割り切るのも手ですが・・・
 

好き嫌いによって・・・

も実力のうち!
一つの立派な考え方だと
思います。
 
 
 
数学的に正しい事よりも、
現実に即して使えるかと言う事
の方が、大事ですから。
 
 
 
しかし、もしこの異動が、
競合店情報を掴んでいる
部長の好き嫌いで行われて
いるとしたら、…。
 
 
 
あなたの経営に、
科学の下敷きを…。
 
 

 

 OK今日のタナーの一言OK

右差し状況変化をおりこんで比較する

 

 

  

 

 このブログは、私がマネージメントゲーム(以下:MG)を通して、MG開発者である西順一郎さんから学んだ事や、清水信博さんをはじめとしたMGの諸先輩方より学んだ事を中心に、私というフィルターを通して、経営に役立つ情報をお届けしています。

 

 

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 経営者の想いや考えは、経営者自身が考えている以上に伝わっていません。

 私は、経営シミュレーションゲームであるマネージメントゲーム(MG)をとおして、

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