業界全体の客数が3分の1になっても、やっていく方法

本当の【お客様目線】

NO.219　2018.0324

お彼岸のお墓参りで

東京の実家に帰った時、

帰りに立ち寄ったのが

このパチンコ店、

新宿アラジンさんです。

えっ

ぱちんこぉ～～～？

って思った方もいるかと

思いますが、パチンコを

するために行ったわけ

ではありません。

純粋に視察です

パチンコ店の何をみるの～

って思うかもしれませんが、

今、お客様を集めている

パチンコ店は、見る価値が

高いのです。

パチンコ冬の時代

パチンコ業界は今、

冬の時代に突入して

います。

（レジャー白書のデータを元に、筆者が作成）

平成7年から、平成28年までの、

全国のパチンコ店の売上と

参加人口の推移のグラフです。

グラフで見てわかるとおり、

平成7年と28年を比べると、

売上ベースで30％ダウン

参加人口にいたっては、

3分の1に減って

しまっているのです。

そんな大手の優良チェーン店

でさえも苦しむ中で、

アラジンさんは高い稼働率で

営業されているんです。

パチンコ業界出身

パチンコやスロットの台は、

どこのお店に置いてあるのも

同じです。

にも関わらず、お客様の数は

近隣のお店と圧倒的に違う

のです。

実は私は、大学を卒業してすぐ、

新卒で東京のパチンコチェーン

に就職しました。

12年お世話になり退社した後、

パチンコ店向けのコンサルタント

として、コンサルタントデビュー

しました。

なので、今でもお客様を集めて

いるパチンコ店の話を聞くと、

実際に見に行く様にしています。

それは、優良なパチンコ店は、

一般業種にも応用できる

色々な取り組みにチャレンジ

しているからです。

そして今回見つけたのが、

この抽選入場システムです。

抽選入場システム

普通のお店では、

好きな台に座ろうと思うと、

早くお店に行って

ずぅ～～～～～と

並んでなくてはいけません。

抽選で順番を決めるお店でも、

その抽選を引くために、

ずぅ～～～～～と

並んでなくてはいけません。

そんな中、アラジンさんの

入場システムは違います。

店頭のQRコードを携帯で

読み取ると、後は時間が

来れば、自動的に抽選して

くれるのです。

だから、

ず～～～～と

店頭で待つ必要は

ありません。

喫茶店でモーニングを

食べながら、待つことが

出来るのです。

今まで、

ずぅ～～～～～と、

待っていないといけなかったのに、

その時間が自由になるのです。

これ、

ものスゴいことだと

思いませんか？

だって、

自由と言うことは、

そのあいだの時間、

他のお店に並ぶ事だって

出来るんですから…。

お客様目線と
チャレンジ精神

普通のお店の店長なら、

こう考えます。

うちのお店に並んでくれれば、

他のお店に行かれる心配はない。

だから、お客様を並ばせて

おきたいと、・・・。

でもそれ、主語はなんですか？

主語が自分たちのお店に

なってますよね。

本当に、お客様目線に

立つのであれば、

どこのお店に並んで

もらってもお客様の

自由なはずです。

自店の抽選を引くが為に、

その自由を奪うのではなく、

たとえその時間を自由に使えて

他のお店に並んだとしても、

自店に戻ってきてくれるだけの

自店の魅力をアップすれば

良いと考えているのです。

アラジンさんでは、

競合しているお店と

戦うとかいうレベルで

考えているのではなく、

自店がお客様になにを

提供出来るかを常に模索

しているのだと感じました。

そしてもうひとつ、

店舗を見に行ってビックリ

したのは、オリジナルアニメ

まで作っているようなのです。

そんなパチンコ屋さん知ってますか？

成功しているところがあるから

マネしてやるのでは、遅い業界。

先頭切って何かにチャレンジすれば、

当然失敗する事もあるでしょう。

しかし、

アラジンさんを見て感じた事は、

風に乗るのではなく、

風を起こす！

失敗を恐れずに

チャレンジする！

そんな風土があるお店なんだと

言うことです。

アラジンさんだけではないと

思います。今でも、お客様を

集めているパチンコ屋さんは…。

そんなお店なら、きっと今も何かに

チャレンジしているはずです。

一見の価値がありますよ！

たまにはパチンコ店に

行ってみませんか？

■明日の予告先発投手  　　　　　　　　　　　■

なし

　　　今日のタナーの一言

たかがパチンコと侮（あなど）るなかれ

　このブログは、私がマネージメントゲーム（以下：ＭＧ）を通して、ＭＧ開発者である西順一郎さんから学んだ事や、清水信博さんをはじめとしたMGの諸先輩方より学んだ事を中心に、私というフィルターを通して、経営に役立つ情報をお届けしています。

■あなたの想いは、従業員の皆さんに伝わっていますか？
　

　経営者の想いや考えは、経営者自身が考えている以上に伝わっていません。

　私は、経営シミュレーションゲームであるマネージメントゲーム（MG)をとおして、

1. 経営とはなにか、
2. 会計とはなにか、
3. 儲け方はどうすればよいか

を伝えます。
経営を疑似体験する事で、

経営者の考えている事が
伝わりやすくなります。　

繰り返し受講することで、

1. 教えるとはなにか、
2. 教わるとはなにか、

に気づき、主体的に行動する様になります。

ゲームと言っても、40年以上の歴史があり、
当時のSONYで開発され、延べ800万人以上が
受講して結果の出ているビジネスゲームです。


ゲームですから、意思決定を間違った
としても、実害はゼロです。
ゲームを通して、会社全体をｌ俯瞰して、
社長と仕手の意思決定を経験して学ぶ
事が出来ます。

 

継続することで、チーム全体の意識と、

行動と、雰囲気が変わります。

開催予定など、より詳しく知りたい方は、

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