京都市北区 たなむらまちこピアノ教室です。
ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
私の父は自分でもピアノを弾きますが、
ある時フランスの古城めぐりをしていた時に、
ある一室からピアノの音が聞こえて来たらしいです。
父は音楽大好き人間ですから、しばらくそのピアノの音を聴いていたら、
そのピアニストはあるトリルの部分をさらっていらしたというのです。
そこへ守衛さんらしき方が見えたので、こ音の主はどういう方ですかと尋ねると、
「コンクールに受かった新進気鋭のピアニストですよ。お城の一室にあるピアノを彼のために貸与されているのです。」と答えてくれたと。
父は、しばらくたたずんでその音を聴いていましたが、その内お城の内部を探索することにして、
そして又元のピアノの部屋に戻ってきたところ、
そのピアニストは依然として、同じトリルのところをさらい続けていたそうです。
この体験から、彼が私たち子どもに言いました。
トリルというのは、丹念に自分の納得のいく音の質と滑らかさに到達するまで
さらうものなんだね・・・。
私たち子どもも、それ以来この話は決して忘れませんでした。
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