浜松市西区 たなむらまちこピアノ教室です。
ブログをお読みくださってありがとうございます。
腹式呼吸が体にいい、ということは昨今の常識ですね。
現代は、いろいろ社会が忙しくなってしまって、
自分の呼吸もせかせかと、早くやってしまおうとする傾向にあります。
呼吸を考えることなしに、粗末にしてしまうとどうなるでしょう?
一番は、血流が悪くなってしまいます。
全身にいい状態で血液が流れなくなるのです。
頭の冴えも違ってきますし、肩も凝りますから
首から上が凝ってしまいます。
頭もいたくなるし、腰も背骨もがちがちのまま固まって生きることになります。
ところがピアノを弾くと、
モーツアルトならその呼吸に、つまり自然界を飛んでいるような・・・
ベートーベンならその呼吸に、つまり若さ溌剌とした精神状態に・・・
ショパンなら、この世に生まれてきてよかったと思われるような甘美な気分に・・・
このように呼吸が代えられてしまうのです。
つまり音楽を聴いてうっとりするというのは、それだけうっとりした世界に入っている
ということなのですね。
当然知らず知らずのうちに、いい呼吸に変えられてしまうことでもあります。
その昔、白隠禅師様が幼い頃お身体が弱かったのを、
腹式呼吸で頑健な生体に直してしまわれたとか・・・
音楽をすると、健康になれます!