みなさんはちょこっと余った野菜をどうしていますか?ラップに包んで冷蔵庫にしまっていませんか?


 気がついたら冷蔵庫の奥底深くでシワシワのミイラ野菜になってた!なんて経験一度はあるのではないでしょうか。


私も以前は冷蔵庫でそんなミイラ野菜を発見し、その悲しい姿に衝撃を受けた経験があります。


ですが今はもうミイラ野菜と出会うことはなくなりました! 



その方法とはズバリ


\干し野菜/




干すことで野菜本来の旨みがギューッと凝縮され、生とは違う新しい食感が生まれるあの干し野菜です。


 な~んだ干し野菜なんて知ってるよという方、ご自分で干し野菜を作ったことはありますか?


 私が、「干し野菜を作っているよ」というと

5人に1人は「私も作ってみたい」と言われる方と出会います。

でも干すだけのはずの干し野菜を作る一歩が踏み出せない方が意外と多いのです。 


その理由のひとつが


「干し野菜を作る道具がない」とか

「どんな道具を使って干したらいいのかわからない」


と言われるのです。


 ザルを持っていないから…わかります!

私も道具を揃えてから始めたいタイプです(笑)

でもわざわざ買い揃えなくても大丈夫!


 私は干し野菜沼にどっぷりハマって10年。

今日は、干し野菜で使う道具についてお話したいと思います。 




1,まずは新聞紙があればいい  


特別な道具はなくても干し野菜はできます!




思いつく干し野菜の道具がない場合、まずは新聞紙を用意してください。


新聞紙のインクが野菜についてしまうのではないかと気になる場合はキッチンペーパーも合わせてご用意ください。 


①新聞紙を広げる

②新聞紙の上にキッチンペーパーを乗せる

③その上に切った野菜を広げて風通しの良い場所におくだけ。 



たったこれだけで干し野菜は出来るのです。




 他にも

・ステンレスのザル

・ステンレスの足つきの水切り網

・バーベキュー用網

・ケーキクーラー

・セーターなどを広げて吊るして乾かす平干しネット


 等々アイディアと工夫次第で、色々なもので干すことが出来ます。

 道具をわざわざ買わなくても大丈夫!

まずは家にあるもので始めてみましょう。 




でも何度か干してみて楽しさを感じ、やはり何か道具を買おうかなと思ったら・・こんなものがあると便利です。 



2,道具を買うならオススメはこの2つ 


 オススメは「竹ザル」「網かご」 


 まずはオススメ1つめ

 竹ザル

(盆ザルとも呼ばれています)




竹で編まれたザルは干し野菜をするにはうってつけ。


・乾きやすい

・軽くて割れにくい


という利点があり、切った野菜をザルの上にどんどん乗せて、風通しの良いところにおいておくだけ。

それだけで捨ててしまうミイラ野菜が、気がつけば使える野菜に!



大きさも様々で百均で買えるものから4000円オーバーのものも! 


調べただけでも

・21センチ

・24センチ

・27センチ

・30センチ

・33センチ

・36センチ

・39センチ

・45センチ

のものがありました。


そんなにサイズがあるなんてスゴい!

ですが

これだけあると、どの大きさを買えばいいの?と迷いますね。 




ちなみに我が家には24、26、30、36センチの4種類の竹ザルがあります。


24センチと26センチのザルはキッチン日常的に置いてあり、余った端っこ野菜をポイポイ入れるために使っています。




30センチと36センチのものは、今日はこの野菜を干そうと決めてたくさん切って干す時に使っています。 


切った野菜を干すには思った以上に野菜を広げる場所が必要になります。


参考までに人参1本でも切って干す時に、私は26センチか30センチのザルを使います。



大きさに迷ったら大きめがオススメです。


ネットでも購入できますので、使う用途に合わせてお好みで選んでください。


 ザルのお手入れが大変なのではと思われる方もいるかもしれませんが、基本的には洗剤は使わずたわしで水洗いしてしっかり乾かすだけ。


万が一カビが生えてしまったら、たわしでしっかり洗いカビを落としてから、熱湯をかけしっかり乾して殺菌しましょう。 


梅を干す用のザルにネットがついたものをお持ちの方も干し野菜づくりに便利ですよ。

梅以外の時期も活躍出来るのもいいですね。






次にオススメ2つめは

 網カゴ


魚を干す用の青い3段になっている網カゴというと、あぁアレねと思い浮かぶ方も多いかと思います。



吊るせるので、干し場所も取られず乾きやすいので、干し野菜を続けていきたいなら持っているとかなり使えるアイテムです。


また、使わない時には畳んで場所を取らないのもポイントが高いですね。


網カゴは大きさや形、段の数も様々。 


青い物の他にはないの?という方のために吊るせる網カゴタイプ(四角いタイプ・円柱タイプ)をいくつかご紹介します。


 ◆四角い3段(2段)タイプ


一番良く見かけますし、手に入りやすいです!(特に青いものは)大きさも大きなものから、一人暮らしにちょうど良さそうなものまで様々。


段数も3段のものが多いですが、2段のものも売っていますので、たくさん干したい方、ちょっとだけ干したい方は大きさと段数を選んで買うといいですね。


 コレさえあれば!なアイテムですが、青いものは正直あまり見栄えがよくありません。


我が家では、家の中にもぶら下がっていることが多々あり、青いものをいくつかぶら下げていた時は、子供にこれじゃあ友達が呼べないと言われた経験が(汗)


ですから、我が家は同じ四角の3段ですが、ベージュなどぶら下げておいても見栄えが良さそうなものを選んで使っています。


色にこだわらない方は青色のお手頃価格のもので十分使えます。



 ◆円柱タイプ


アウトドア用で売られているものはオシャレで1000円前後で買えるお手頃価格のものが多いです。


カラーバリエーションが多く、外に干しても家の中に干しても見栄えが良くテンションがあがります。




段数は1段のものから数段のものまであり、かなりの量が干せそうだなと思うものも出ています。


最近8段の干しかごも見つけて欲しくなりましたが、カゴ本体だけで160センチと書いてあったので、我が家では吊るすところがなくて諦めました。



 夏場には百均でもキャンプ用品コーナーで円柱タイプの網カゴを発見。



とりあえず網カゴを使って干してみたい方にはいいかと思います。 



四角いタイプがいいか、円柱タイプが使いやすいかはお好みで。


あとは網カゴについているチャックが縦に1本ではなく、グルっと開く方が野菜を取り出しやすいのでオススメです。 




 外で干す場合に気をつけたいこと


 風がある日には野菜がよく乾く干し野菜日和なのですが、外で干す場合に風でせっかく干した野菜が飛んでいってしまっては悲しいですね。


また、鳥に狙われそう(我が家は今までないのですが)とか虫が寄ってくるなんてことから野菜を守るため、チャックがついた干しカゴがなくて心配な場合は、何か工夫をしましょう。 




こんな素敵な工夫も



 こちらは生徒様からお借りした写真です。

(3枚とも同じ方です!)




平ザルと半円のステンレスのザルを合わせたこんな方法もあります。


家にあるものを上手に使われています。 


そしてこちらも。


ザルにハンガーの間に挟んで干したり



洗濯バサミで固定したり



工夫がいっぱいで真似したくなりませんか?


 家の中にあるもので、何が使えるのか考えただけでもワクワクしてきます♫


ずっと気になっていた干し野菜。

道具がないからと諦めていた方も家にある道具で簡単に始められるなら、気がラクになりますね!




それでも1歩が踏み出せなかったら


それでもやはり

一人で始めるのはちょっと不安

・基本を学んでから始めたい

という方には


「干し野菜体験オンライン講座」

開催しています。


切り方、干し方の基本を学び、自分で干した野菜で料理を作る講座です。 


ちょっと試してみたいと思ってこの講座をご受講いただいた方の多くが、干す楽しさと美味しさを知り、干し野菜沼にハマっています。


やりたいと思った時がはじめ時!

一緒に干し野菜生活を始めましょう!!




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