ちゃぶ台レイアウト製作記(22)です。

 

今回は、津川洋行から出ている木造機関庫の製作です。

この製品は手軽に組み立てられることとお求めやすい価格のためかネットでも作例が多い機関庫なので、沼電なりに一工夫しようと思いました。

ですが……思ったよりうまく行かずに難儀しました。

 

このところちゃぶ台の方の更新が遅れていました。

実はこのところ右腕がものすごい神経痛になって、仕事にも影響するほどでした。

夜寝てても痛むのでうまく熟睡できず、ほとほと困り果てました。

そんな感じで、医者に行っても首引っ張ったり痛み止めくれるくらいで改善せず、2周間ほど苦しんでいたんですが、最近になってやっと原因を突き止めました。

枕のせいでした。

いままで使ってきた高枕を低い枕にしてから神経痛が発症したのに気付いたんです。

枕を戻すと熟睡できるようになり、痛みも改善してきました。

痺れはまだ残ってるんですけどね。

寝具ってけっこう健康のためにも重要なんですね。

というわけで気を取り直して……。

 

ええと、まず一番面倒な窓枠塗りです。

マスキングテープでマスクするんですが、この窓枠、どうもスケール的に大きすぎるような気がします。

 

 

他社の窓枠の大きさと比べると一目瞭然です。

 

 

でもまぁ、難しいことは考えない沼電ということで、このまま行くことにします。

これは、あったらいいなと言うか、とりあえず置いておく程度の機関庫なので、まずこのキットを活かすことを優先して作ろうかと思います。

ストラクチャーは使う使わない別として、とりあえず仕上げておけば、あとで使い道などいくらでも生じると思いますし。

将来HOナローの機関庫として使うことだってあるかも知れないですしね。

 

 

 

側を組んで塗装してこんな感じに塗装しました。

全体をフラットブラックに塗ってからフラットアースとフラットホワイトのドライブラシです。

屋根部分は明るいフラットブラウンからの同じくドライブラシです。

最初パステルも使って汚したんですが、トップコートをかけたら顔料が溶けてしまったので、やらなかったことになっています(笑)

パステルはまだよく分からないということで……。

 

 

ですが、この機関庫、お値段なりに建物の内側にはなんのディティールも無いので、ちょっと寂しい。

天井の梁くらいは作ろうと思い、試しに一個作ってみました。

 

 

1mmのプラ棒を使って、これを6個作ります。

……作ろうと思ったんですが、やっぱり面倒になり(おい!)中止。

今回は屋内描写は省くことにしました。

暇な時にでもあと5個作りましょうね(笑)

神経痛も完治したわけではないので無理はいかんですし。

 

そのかわり扉でも作ってあげましょう。

キット付属の壁?を半分にカットして木枠表現を0.1mmプラペーパーでします。

 

 

ヒンジは真鍮パイプをカットしたのを瞬着で適当な位置に固定します。

 

 

引っ掛ける針金は現物合わせでピンパイプで穴をあけてご覧の位置に瞬着で固定しました。

 

 

ヒンジの部分がオーバースケールだとは思いますが、まぁ開閉出来ないよりはいいんじゃないですかね。

これを同じように塗装して完成とします。

 

 

右手の痺れと相談して妥協しながらなんとか木造機関庫が出来上がりました。

これを以前、持て余してると書いた引き込み線部分に置いてみました。

 

 

トンネル脇の機関庫というのもあまり見ませんが、トンネルだらけのこのレイアウトのトンネル隠しとしての効果も狙っています。

それより機関庫の周囲が狭苦しい方が難点なんですが、この後備品を揃えて誤魔化せるといいなと思います。

その前に直線レールに置き換えないといけませんが(機関庫で隠れていますが、奥の部分だけ変化をつけるためにR248のカーブレールなのです)

この機関庫、煤で汚れて真っ黒の設定なので、ますますコッペルなどのミニ蒸気が欲しくなりました。

車両は津川洋行なのか、ワールド工芸なのか悩みどころですね。

 

 

それでは、また!