4月29日で、2期目4年間の任期が終了しました。何よりもまずは8年間、お支え頂いた皆さまに心から感謝申しあげます。と同時に、まだまだ、京都市にはさまざまな課題があります。8年間で、解決できなかったことには心からお詫び申し上げます。次の4年間も、市民の皆さまに、実感頂ける政治を引き続き、取り組んでまります。

 さて、自由民主党京都市会議員団は、この4年間、最大22名の議員がおりましたが、4月の選挙では、3名減の19名となりました。投票総数も、大きく減る結果となりました。(私自身も約1700票減。)この結果を踏まえ、活動を1から見直すことはもちろん、議会でも、より一層、市民の皆さんにわかりやすい議会運営に努め、支援の輪が拡がる活動をしてまいります。

 改めて、わたしの政治に対する思い、原点をお伝えしたいと思います。家族が議員をしていた関係で政治を身近に感じていたのは事実ですが、それいじょうに幼少期の嫌な思い出にあります。世の中の政治家のイメージはあまりよかったと言えませんでした。テレビドラマでも悪役は政治家ということもよくありました。そのために同級生からも気持ちのいい声は少なくなく、子どもながらにひどく傷ついていました。その頃から政治家のイメージを変えなければ、この国は絶対によくはならないという気持ちを抱いていました。

 そんな思いを子どもたちが抱かないように、わたし自身も政治家となり、イメージを払拭しなければという思いで活動をさせて頂いています。まだ、政治家の不祥事がなくなっていないことも残念ですが、政治家は社会にとって必要な存在であることを引き続き、示していきたいと思っています。そのためにも、非難ばかりでもなく、やったことの自負でもなく、市民の皆さんに言葉にしなくても理解いただける必要があると思っています。そのためにも、なお一層、精進してまいります。

 選挙が終わってれから、中国の歴史書『貞観政要』を読み耽りました。唐の李世民が、国を建国するのと同等かそれ以上に難しいのは、国を長く治めること「守成」であり、そのためには、どのような心得が必要かなどが示されたものであります。その中の一つには、自分に厳しいことを言って戒める魏徴の存在の大きさが描かれています。わたし自身も優しい声と同様に、厳しい声も頂いております。そんな声にも背を向ける事なく、市民の皆さまが、京都に住んで、働いて、学んでよかったと言ってもらえる京都にしてまいります。

 30日から3期目の任期が始まります。報道によると、「共産党が第3会派」や「日本維新の会・京都党・国民民主党が統一会派」などの記事が掲載されています。さまざまな思いは抱きつつも、どのような形であれ、京都市をよくしたいという方が集まっているものだと思っています。私自身は、どんな形であれ、最終的には市民のためになっているのかが大切であると思っています。そのためにも、愚直にコツコツと積み上げる政治にこだわってまいります。

 まずは、新しい議会構成で令和5年度5月定例市会が、5月中頃からの始まる予定です。これまで以上に各会派の思いで熱い議会になる事が予想されます。わたしは、選挙戦で訴えてきた「みんなに優しい」、「みんなで進める」、「みんなが輝く」、その結果、『強いまち・京都』を目指して、全力で取り組んでまいります。そのためにも、みなさんの声を更に聞かせて頂ける支援の輪を一から見直してまいります。


以上、誰かに聞いてほしい

どうもイイ話

※( )内は、心の叫び

 

    

1日生きることは

1歩前進でありたい

 

あたり前を疑え!

 

喜ばれる人になる