「動き出す コロナと共存 抜かりなく」
政府の総合経済対策の裏付けとなる、約29兆円の第二次補正予算案について、国会での審議が始まりました。
その主な内容は、
●物価高騰・賃上げへの取り組み
●観光業の支援などの円安を生かした地域の『稼ぐ力』の
回復・強化
●人への投資や構造的な賃上げに向けた改革を促す新しい
資本主義の加速
●新型コロナウイルス・物価高対策予備費
●ウクライナ情勢経済緊急対応予備費 など
京都市でも、補正予算審議の動向を注視しながら、迅速にかつ、的確な対応を進めてまいります。
さて、11月市会は、11月25日(金)~12月12日(月)の日程で開かれます。11月市会では、物価高騰に対応するための補正予算案や定年引き上げに伴う人事・給与制度の改正、北総合支援学校中央分校施設整備の議案などについて審議をしてまいります。
京都市内は、新型コロナの感染者数が増加傾向にあるものの、秋の行楽シーズンを迎え多くの観光客で賑わいを見せています。ただ、これまで通りのコロナ対策を徹底することはもちろん、混雑やマナー違反など市民生活に影響が出たことを踏まえた「観光と市民生活の共存」の取組をしっかりと進めてまいります。
財政ついては、最悪の結果は免れたものの、引き続き厳しい状況から抜け出すための見直しを進め、また、来年度予算編成の際に、市民とともに京都市の明るい未来のために、新たな取組みも取り入れるよう積極的に求めてまいります。
結びに、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時感染が懸念されています。寒い季節をむかえるにあたって油断はできません。くれぐれもご自愛ください。