京都市に高い建物はないか
京都市で一番高い建物は、1956年に完成した京都駅前にあるロウソク?にドーナツ?浮き輪?を被せたような『京都タワー』(下京区)131mである。(東京スカイツリー634m、約5倍)※参考:京都タワーの七不思議
今では、あたり前のように建っているが、建設当時は、激しい反対運動があったようで、誰かは定かではないが、「パリのエッフェル塔を見よ、10〜20年後の評価を待って欲しい」と賛同を求めたそうだ。
また、京都市内の高層ビルは、日本電産本社ビル(南区)100.6m・22階、京セラ本社ビル(伏見区)94.82m・20階である。(あべのハルカス300m・60階、約3倍)
京都市に高い建物がまったくないかと言えば、そんな事はないが、その数は数えるほどである。
京都市景観政策の歴史
京都市の景観政策は、日本一厳しいとよく言われるが、1000年を超えて積み上げられてきたどこにもマネできない魅力を持つ”素晴らしい景色”を守るためには、一定のルールを設定する必要があった。
その景観政策の歴史は、昭和5年の風致地区の指定から始まった。京都の町並み(歴史的建造物の喪失等)を、京都の眺望(自然との調和等)を、京都の景観(屋外広告物等)を守るために、歴史的建造物の保全、高層建築物の規制(高さ制限)、屋外広告物の撤去などを条例で定めてきた。
景観政策では、限界もある
日本経済の成長とともに、京都市内でも、古い町並みの中に高層建築物が建設され、自然や歴史的建造物との不釣り合いな建物等の課題が増えている。
やはり、土地の所有者もさまざまな理由で、維持することも難しいし、だからといって、行政がすべてを買い取るもできない。
どのような都市を目指すのか
高度集積地区などの見直しはされているものの、これまで、京都市の中心市街地と人口増加に伴って、西に、東に、南に拡がった市街地に同等の規制がかかっていた。
その結果、スプロール(無秩序・無計画)に拡がった地域の再開発も進んでいないのが、現状である。
世界を見ると、エジンバラやトルコ、ドバイなど、歴史的に形成された地域と、まったく違う新しい形の地域の2つの魅力をもつ都市は存在する。
これまでの市街地と、周辺に拡がった市街地(新市街地)とで景観(特に高さ規制)に対する考え方を分け、拡がった市街地をどう活かしていくのかが、京都市の今後の100年の魅力につながるようなまちづくりをしていきたい。(結)
1日生きることは
1歩前進でありたい
京都市内は194名(経路不明90名)
世界と戦う
西京極のオリンピック選手
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大本里佳選手🏊
競泳(女子400mリレー)
予選9位
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中村輪夢選手🚲
自転車競技(BMXフリースタイル)
決勝5位
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応援ありがとうございました🇯🇵