京都市の交通交通の事情

京都市交通局は、8月4日に「令和2年度 交通事業決算概要」を発表した。新型コロナ感染症の影響により、お客様数が激減し、市バス・地下鉄両事業ともに赤字に転落した。
 
特に、地下鉄事業は、累積資金不足は過去最大で、経営健全化団体に陥ることから、2019年3月に策定した「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン」を前倒しして改定し、経営健全化計画を国に報告する。
 

 

 

 
2020年度の市バス、地下鉄両事業の1日当たりお客様数は、2019年度と比べて約3割減の51.5万人、運賃収入も149億円減の309億円に落ち込んだ。
 
令和3年2月に発表された「令和3年度 交通事業予算概要」によると、両事業ともに回復は見込めず、大幅な赤字になる事が予測され、京都市の公共交通は厳しい舵取りとなる。
 

 

 

 
この厳しい状況を受け、「京都市会 産業交通水道委員会」と「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会」では、今後の両事業の経営計画について議論を進めている。
 
地元紙では、経営ビジョン検討委員会で『京都市交通局から地下鉄・市バスの運賃を10〜30円上げた場合の収支予測が示され、複数の委員から「短期的には、(値上げは)仕方ない」との声が出た。』との報道がされた。
 
 
 

  京都の公共交通の歴史

京都市の公共交通事業の歴史は古く、「京都市交通局のあゆみ」によると、明治45年6月11日、市営電車の開業に始まり、昭和3年5月10日に市バスが、昭和56年5月29日に地下鉄が開業し「市民の足」として大きな役割を果たしてきた。
 
昭和39年には、市電・市バスを合わせたお客様数は90万人/日(令和元年は75.7万人/日)を達成したが、モータリゼーションの進展等によって、昭和53年9月29日には市電の営業が廃止されるなど、お客様数の減少が続いていた。
 
京都市は、重点戦略として「クルマ中心」社会から「歩いて楽しいまちづくり」の実現に向けての取り組みを進め、地下鉄・市バスお客様80万人/日という安定・自立経営ための目標達成まであと一歩のところで、新型コロナウイルス感染症の影響で見直しが迫られた。
 
 

  これまでの取り組みと課題

これまで、京都市では、厳しい経営状況の改善のため、人件費の削減、負債の借換、運賃の改定、お客様の増客策、駅ナカビジネスの拡充などで黒字化を進めながら、可動式ホーム柵設置などの安全対策、市バスの路線・ダイヤ充実などの利便性の向上等の積極的な投資も実施してきた。
 
ただ、今後の事業の課題としては、設備の老朽化等に伴う、市バスで220億円、地下鉄で740億円以上の更新費用や、市バスの混雑対策のためにダイヤや路線のあり方(環状線と放射型を組み合わせたネットワークやハブ・アンド・スポーク型など)等も考えていかなければならない。

(続く)

 

 

おまけ

 

スマホカメラ+AIで

 

ランニング支援する画期的な研究を
Googleが日本でスタートさせた
 
その仕組みは
体に装着したスマートフォンで
地面に引いた線を撮影し
線からそれた場合に音で知らせることで
視覚障害者でも一人でも
真っすぐ走れるようにするとの事
 
 最近の自動車でも
走行中、道路の白線などを跨ぐと
「ピ・ピ・ピ・ピー」と
警報音を発する機能
「LDWS(車線逸脱警報システム)」
を思い出す
 
カメラで線(ライン)を認識する技術は
自由にベンで描いた線(ライン)の上を
走行する子どものおもちゃ
「ライントレースカー」もある
 
その技術を実際の道路で
中国やドバイなどで実施されているのが
(わたしのお気に入りの交通システム)
レールのない路面電車「スマートレール
(実際には道路上に白線が引いてある)
 
日本では、まだまだ技術的というよりも
道路交通法や道路運送法などの
法的なルールで実現は
難しいかもしれないが
コストのかからない電車?バス?
(レールも、穴も掘らないので)
に大変魅力を感じているわたしがいる
 
ただ、ドバイに
行きたいだけかもしれないが
是非、コロナが収束したら乗ってみたい
 
 

以上、誰かに聞いてほしい

どうでもイイ話

※( )内は、心の叫び
 

 

    

1日生きることは

1歩前進でありたい

 



昨日の京都府内の新規感染者は420名

京都市内は217名(経路不明113名)

 京都市の防災情報は

 

 

世界と戦う

西京極のオリンピック選手

 

  ○  

 

大本里佳選手🏊

競泳(女子400mリレー)

 

予選9位

 

  ○  

 

中村輪夢選手🚲

自転車競技(BMXフリースタイル)

 

決勝5位

 

  ○  

 

応援ありがとうございました🇯🇵