インターン生と「調べ方の技術」を学ぶ!【2014年8月8日】 | 田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba

インターン生と「調べ方の技術」を学ぶ!【2014年8月8日】

今日も胸を張って、元気よく!!
福岡市議会議員田中しんすけです。

最近、雨の降らない日は無い、といっても過言ではない毎日です。
傘を持ち歩く癖がない田中にとっては試練の時期です。
みなさんは、お出かけの際には傘をお忘れなく!

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さて、そんな天気が続いても、田中しんすけ事務所ではインターン生が元気いっぱいで活動中です。
今夏の第15期インターンシップシップでは、3名の大学生を受け入れています。
上記写真は、九州大学法学部1年の鶴田侑希(つるだゆき:左)さんと、同じく九州大学経済学部1年の光冨真理子(みつとみまりこ:右)さん。彼女達の最初のミッションは、海辺のサマーキャンプを企画すること。田中事務所インターン卒業生を「おもてなし」するために、企画から運営、予算づくりまですべてのことに責任を持ってもらいます。
楽しいイベントの陰には、その最初から最後まで苦労している人が必ずいる、ということを学んでもらえたらと思っていますw

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本日は九州経済調査協会(九経調)が主催するセミナーにインターン生と一緒に参加してきました。
タイトルは、
「一般質問に“使える”議会図書館」
ということで、出席者のほとんどは九州各都市の議会事務局、図書館職員。その中に数名の地方義自治体議員が混ざっているという感じでした。
※上記写真は、グループワーク時の一枚。

講師としてお話をされたのは、国立国会図書館の塚田洋さん。
議会図書室の理想と現実、議会図書室が議員の政策立案能力の向上のためになすべきことなどについてお話しいただきましたが、何といっても本日の収穫は「調べ方の技術」を習得できたことです。

まず、議会における一般質問に必要な情報(とその種類)は以下の3つに類型化できます。
①争点情報
・課題を明確化する情報(新聞記事)
②基礎情報
・課題状況を裏付ける情報、課題を客観的に下支えする情報(法令、統計)
③専門情報
・専門家、研究者がその論点をどう論じているか、あるいは争点情報、基礎情報をどう解釈・分析しているかという情報(雑誌論文、図書)

これら情報に対して、どのようなツールを使ってアクセスするか、というのが本日のテーマだったのではないかと思っています。

国会図書館が整備している様々なシステム(NDL-OPACやWARP、レファレンス共同データベース)や、国立情報学研究所が提供するCiNii(サイニー:雑誌論文検索システム)、龍谷大学のR-LINE(新法・改正法解説記事書誌情報検索)や名古屋大学のeLen(条例データベース)といった大学が提供しているシステムを駆使することで、「ググルだけ調査」では到底たどり着くことのできない情報源にアクセスすることが出来るということでした。

今回のセミナーは、議会質問を手掛ける田中はもちろん、これから政策研究に取り組むインターン生にとっても非常にタイムリーで有益な内容でした(^^)
さあ、今日の学びを活かして、しっかり政策研究を進めていきましょう!


田中慎介