「博多港見学・勉強会ツアー」に参加しました!【2013年9月2日】 | 田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba

「博多港見学・勉強会ツアー」に参加しました!【2013年9月2日】

今日も胸を張って、元気よく!!
福岡市議会議員田中しんすけです。

多くのみなさんが今日から9月本番を迎えますね。
学校に通う児童生徒のみなさん、また早起きを求められる日常に戻って残念だと思う(笑)人も多いかもしれませんが、教室では多くの友達が待っています。田中しんすけと一緒に、胸を張って元気よく!!弁子湯に遊びに頑張りましょう!

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今日のレポートは博多港見学・勉強会ツアーについて。
これは、社団法人・博多港振興協会が主に自治会や公民館、PTA向けに呼びかけているパッケージツアーですが、もちろん企業や各種団体も利用できます。
同協会では、普段あまり目にする事のない、ふ頭や港湾施設をバスや船でまわって見学し、博多港の果たす役割や港湾施設と市民生活との関わり、アイランドシティ整備事業等の海をいかしたまちづくりについて知っていただくことを目的としてこの見学ツアーを随時実施しています。
見学にあたっては、市民ボランティアである「博多港ポートガイド」さんによる解説が聞けることに加えて、ある程度の参加人数(20~25名)が見込める場合は船での博多湾クルーズも可能だということです。興味がおありの方は、下記のリンクにアクセスしてみて下さい(^^)
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◆博多港ホームページ
「博多港見学ツアー」の参加団体を募集しています!
http://port-of-hakata.city.fukuoka.lg.jp/event/tour.html
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ということで、一行は船に乗り込んでの博多湾一周クルーズに!
今回は、インターンシップ学生を受け入れている福岡市議会議員が超党派で集まって、総勢22名の視察団を組んでの参加になりました。田中しんすけ事務所に加えて、江藤事務所、太田事務所、飯盛事務所、吉武事務所の5事務所の学生が参加。上記写真は、出発直後に博多湾の概要について説明を受ける様子です(※解説を頂いているのが博多港ポートガイドさん)。

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ベイサイドプレイス博多(博多ふ頭)から出港した船は、中央ふ頭、東浜ふ頭、箱崎ふ頭、香椎パークポートと反時計回りに周遊。博多湾は9つのふ頭(西福岡マリナタウン、荒津地区含む)で構成されていますが、それぞれのふ頭が特定の機能を持っているというのも意外と知られていない事実です。たとえば、博多ふ頭と中央ふ頭は「人流の要」、須崎ふ頭は「穀物基地」、箱崎ふ頭は「物流の要」など、それぞれのふ頭が特定の役割を果たせるように整備されています。荒津地区は「石油製品」を扱うふ頭ですが、ここでは中央消防団の各種訓練で利用される土地でもあります。

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写真は、アイランドシティと香椎パークポートの間で停船して、船上で説明を受ける様子です。
アイランドシティは言わずと知れた「コンテナ貿易の拠点」ですが、この日は欧州航路を渡って来た大型コンテナ船がコンテナの積み下ろしをしている場面に運よく遭遇しました!
船上では、航路(船の道)を確保するために定期的に浚渫(海底の土地をさらう作業)が必要であり、その浚渫土砂や地下鉄を掘った後に出る土砂を使ってアイランドシティの埋め立てが行われていることについても、学生のみなさんは初めて聞いた様子でしたね。さらに、コンテナの積み下ろし作業を担うガントリークレーンは1台あたり10億円することや、大型クルーズ船が着岸できるためのふ頭整備に数億円かかるといったことも学び、人流・物流を支える社会インフラ整備には多額の税金が投入されていることにも驚きを隠せない様子でした。

普段はなかなか近づくことが無い博多の港ですが、暮らしを支える重要なインフラであることには変わりありません。
みなさんも、機会を見つけて博多港見学ツアーに参加されてみてはいかがでしょうか?


田中慎介