統一街宣と政治スクール第3回講義【2013年6月10日】

今日も胸を張って、元気よく!!

福岡市議会議員の田中しんすけです。

6月の第2週目、また新しい週の始まりです。

これまでの（梅雨という割には）過ごしやすい気候が打って変わって、午前中から蒸し暑い日で月曜日がスタートしました。それでもみなさん、胸を張って、元気よくまいりましょう！

福岡市議会は下旬から開会する6月定例会の準備で忙しくなってきました。

田中しんすけも政調会長として議案質疑に備えるべく情報収集を続けております。

議会に関するニュースはこれから随時ご紹介していこうと思いますが、今回は昨日行なわれた党務に関して2つレポートしたいと思います。

上記写真は、昨日夕方に実施した統一街宣＠天神ツインビル前の様子です。

私たち民主党福岡県連は定期的・統一的に街宣活動を実施しています。毎月決まった日に各総支部が全県一斉に街頭に立ち、その時々でタイムりーな政治課題や政策課題に関して訴えるものです。

今月の統一街宣は小雨が降り注ぐ中での実施となりましたが、総支部長の稲富修二さんを筆頭に、福岡県議会議員の原中誠志さん、同僚福岡市議の調崇史さんに加えて、若手・学生部のみなさんの協力も得ながら賑々しくやった成果か、普段よりも激励の声掛けを頂くことが多かったように思います(^^)

ところで、写真を見てお気づきでしょうか？

この日はハンドメガホンを肩にからって、据え付けマイクで演説を行なっているのが。

最近、2区総支部が保有するマイクセット（ハンドメガホンとワイヤレスマイク）の調子がおかしく、大きな声を出すと音が途切れるようになってきました。実は、田中しんすけが保有するマイクセットの調子も同じようにおかしく、先日購入先の電器店を通して修理に出したばかり。

（→こちらは、全治一か月という診断が下りています…ｗ）

われわれ政治家にとって、街頭演説を支えるマイクセットは生命そのもの、といっても過言ではありません。2区総支部に対しては、早期の修理を上申したいと思います。

そして夜からは、政治スクール「青政塾」第3回講義が福岡国際ホールにて開催。

衆議院議員の枝野幸男（元内閣官房長官）を講師としてお迎えしての公開講義ということもあり、多くの聴衆が集まりました。東日本大震災発生時に行われた関係機関との交渉ややり取りについて分かりやすく説明を頂くとともに、東京都議選や参議院議員選挙の位置づけについてもスクール受講生の目線（比較的、学生や若い受講生が多い）に合わせてお話を頂きました。

とりわけ「アベノミクス」と言われる経済政策については、日本の強い企業をもっと強くして、その企業の利益で雇用を生み、所得をあげようとしている。しかし、強くなった企業は海外に事業を展開するため、国内には資金がまわらない。私達の生活、所得をあげようとするなら、国内でお金がまわらなければならない、と指摘。
「戦後はものがなく、あれも欲しい、これも欲しいという様々なニーズが国内にあった。しかし、今、日本は豊かになり、私達の時代とも違い、若者も自動車への憧れがなくなったように本当に必要なものがなくなった。今、誰しもが必要とするものは、老後の安心と子どもたちにかける環境。この分野に従事する人達の賃金をあげることが国内にお金をまわす方策になる」として、民主党政権が目指した経済成長理念の一端を紹介されました。
しかし同時に枝野代議士は、「2009年のマニフェストではバラ色の未来だけを書きすぎていた。これからは本当に厳しい現実を丁寧にお伝えしたうえで、地道に日本を底上げする政策を打ち出していきたい」とも語られ、これらを経済政策として分かりやすい言葉で訴えていく努力の必要性も指摘したところです。

スクール受講生との質疑応答も活発に行われ、また、講義の最後にはスクール受講生が代表して枝野代議士に謝辞を述べる機会を設けるなど、政治スクール自体も実戦形式に近づいてきたことを感じさせます。次回の政治スクールは、参議院議員選挙が終わった後の7月末に開催される予定です(^^)

田中慎介