暮らしに関する相談(不思議な空き地)@清川 | 田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba

暮らしに関する相談(不思議な空き地)@清川

今日も胸を張って、元気よく!!
福岡市議会議員田中しんすけです。


福岡市の人口が150万人を突破したという報道がありましたね(^^)
平成25年5月1日現在で、福岡市の人口は150万899人となり、全国の大都市の中では神戸市に次ぐ第6番目の人口規模に(2年前に京都市を抜きました)。150万人の大台に乗ったということで、記念ロゴも作成されています。このロゴ、どこで活用するのかはピンと来ませんが、とにかく全国で人口減少が課題になる中で人口が増え続けているということは、商都・福岡にとっては良いことだと思います。

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さて、本日も具体的な市政相談をご紹介します。
上記写真は渡辺通沿いのとある歩道の風景。大通りから路地に入る角地で、奥にはコインパーキングが、隣にはビジネスホテルが立地しております。ご覧頂いて分かるように、なぜか周りの歩道よりも奥行きを広く取っており、その部分はガードレールで仰々しく囲われています。

今回寄せられた相談は、
「かなり前から写真のような状況になっているようだが、何の意図があって福岡市はこのような状況を放置しているのか?」
という内容。一般的な感覚から言えば至極もっともな指摘だと思います。また、このような不自然な土地の利用に関して特に民間企業は敏感です。周辺の民地と併せて、自社の利益になるような効果的な利用方法を考えることには本当に長けています。
そこで早速、福岡市中央区エリアの道路整備を担当する部署に問い合わせてみました。すると、「渡辺通南部の道路整備は既に終了しているはず。確認してみます」との回答を得たわけですが、翌日の報告によると、どうやら中央区役所サイドで有料駐輪場として整備されることが決定しているということでした。

渡辺通沿いの歩道には、ところどころに福岡市が整備した有料駐輪場があるのですが、渡辺通でもニューオータニ以南エリアは駐輪場が無いというのも事実。この新しい有料駐輪場の整備案もかなり前から役所内部で議論されていたようですが、この程平成25年度中の整備が決まったとのことです。
外から見ているとなかなか分かりづらいのですが、道路整備自体の計画については本庁で、整備完了後の道路活用や維持管理については各区役所で担当しています。だから、今回の歩道部分の使途についても本庁で把握していなかったということですね。

今年度から新たに自転車条例も制定され、自転車利用者にも歩行者にも快適な環境を醸成するために運転マナーに対する規制が強化されたのはご案内の通り。このようなソフトの対応に加えて、駐輪場整備といったハード施策も着々と進んでいます!


田中慎介