2012年9月議会一般質問(2日目) | 田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba

2012年9月議会一般質問(2日目)

今日も胸を張って、元気よく!!

福岡市議会議員

田中しんすけ34歳でございます。





 福岡市議会においては昨日に引き続き、各議員による一般質問が行なわれました。

 2日目の今日は、各会派から合計9人の議員が登壇。


 午前10時に開会し、終わったのは19時前。

 19時30分からの平尾商工連合会の役員会には何とか滑り込んでセーフでしたが、ギリギリまで各議員による質問が続きました。


 わが民主・市民クラブからは、調崇史(城南区)議員、幹事長である阿部正剛(東区)議員が、昨日のトップバッターとは打って変わってトリを務めました。



 以下、9名の議員の質問項目です。

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池田良子(社民・市政クラブ)

〇発達障がい児の支援について

〇人権教育の推進について

・「多様な性」の人権教育


寺島浩幸(みんなの党)

〇局区の自律経営の推進について

〇住宅供給公社の見直しについて


富永周行(無所属の会)

〇中国公務員研修受け入れについて


中山郁美(公明党)

〇子どものいじめ問題について

・学校現場におけるいじめ根絶に向けた取り組みについて

〇生活保護行政について

・必要な世帯が生活保護を受けられているか

・生活保護費の基準について

・不正受給問題について


尾花康広(公明党)

〇福岡市が目指すべき目的及び目標の設定について

〇推移契約の一元管理による歳出の適正化について


大森一馬(自民党)

〇暴力団排除について

〇福岡市民病院のあり方について

〇生活保護について

〇東京圏バックアップについて


平畑雅博(みらい福岡)

〇小・中学校における土曜日授業の活用について

〇広告収入について

〇総合評価方式について


調崇史(民主・市民クラブ)

〇「不育症」に関する啓発と公費助成について

〇道路陥没の防止について


阿部正剛(民主・市民クラブ)

〇児童養護施策について

〇公契約条例について

〇東区役所利便性の向上について

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調崇史議員は、

(1)「不育症」に関する啓発と公費助成

 不育症(不妊症と違って「妊娠はするが2回以上の流産を繰り返す症例」)はその治療が保険適用ではないため、その負担軽減に向けて思い切って福岡市が独自の助成制度を作ることを提案しましたが、医療業界でもまだ広く認知されていない症例ということもあり、まずは不育症に悩む市民への相談体制強化を要望。また、出産年齢が恒例になるほど流産の可能性が高まることも、段階に応じて教育の現場で啓発することを求めました。


(2)道路陥没の防止

 東日本大震災により被災地で液状化に起因する道路陥没が続発しましたが、それ以外にも下水道の老朽化に伴う道路下浸食が恒常的に発生している他都市事例を紹介。このような道路陥没を未然に防ぐためにも、福岡市が管理する道路の陥没調査を広範囲に短期間で実施することを要請しました。




最後の登壇となった阿部正剛議員は、

(1)児童養護施策

 社会的養護を必要とする子どもたちが増え、取り巻く環境も複雑化していることから、手厚いケアができるよう里親やファミリーホームと併せて、養護施設の小規模化や機能強化を進めるべきと主張。職員の知識技能の向上を図るための研修経費や臨時職員の雇用経費の拡充を求めました。


(2)公契約条例

 地方自治体が企業に対して入札を行う際の契約の在り方については、過度のサービス買いたたきは現場労働者の雇用環境に大きな影響を与えることから、公共サービス基本法の理念に沿って、賃金や労働条件などの労務資格審査を取り入れるべき点を要望しました。



(3)東区役所利便性の向上

 福岡市の人口は平成47年には160万人を突破する見込みで、その中でも東区は現在の29.7万人から10年後の平成34年には33.2万人に達するといわれています。そのような中で、現在の東区役所は大変混雑しており、証明書を取りに行くだけでも1時間は待たされ、駐車場待ちの車は周辺道路の交通にも影響を与えていることから、東区における出張所の設置や東区役所の移転を検討すべきと主張しました。










田中慎介