野村望東尼145年忌祭@平尾山荘公園 | 田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba

野村望東尼145年忌祭@平尾山荘公園

今日も胸を張って、元気よく!!

福岡市議会議員

田中しんすけ33歳でございます。



 朝から雨が降りしきる日曜日です。

 今日は午前中から平尾山荘公園にて野村望東尼145年忌祭が執り行われました。


 本日の望東尼祭に先立ち、田中しんすけを含めた平尾商工連合会の役員も、11月3日の文化の日に除草作業に参加したのですが、雨に備えたテントは平尾望東会のみなさんが急遽設営されたとのこと。そのテントが功を奏した形になりました

(平尾望東会のみなさん、放蕩にお疲れ様です!)。

田中しんすけ オフィシャルブログ Powered by Ameba-憂国の女傑を偲ぶ会
 会場となった平尾山荘公園は、およそ150年前、明治維新を担った高杉晋作や平野國臣を始めとした勤王の志士たちを支援した野村望東尼が、晩年を過ごした所縁の地でもあります。野村望東尼は幕末の歌人として著名ですが、このように憂国の志士を平尾山荘の庵にかくまっていたことでも有名です。

 今年も野村望東尼を偲んで志摩望東会、防府望東会のみなさんとともにこの平尾山荘公園に集まりました。


 この平尾望東尼祭では毎年、筑前琵琶による曲目「野村望東尼」が披露されるのも大きな特徴。例年は筑前琵琶日本旭会総師範の中村旭園先生が献奏されるのですが、今回はそのお弟子さんの東旭秀先生による演奏。最後は、「野村望東尼頌徳の歌」を参加者一同で献歌して式典は終了。

 式典終了後は、恒例のぜんざいが振る舞われ、雨で肌寒い体をあっためるにはもってこい!思わずお代わりをしてしまい、これでお昼ご飯も食べずに済みました(笑)


 野村望東尼が隠棲していたこの平尾山荘。

 近年は庵の茅葺屋根が補修され、さらに茶室も設けられるなど、福岡市の教育委員会も少しずつ文化財としての位置づけを強くしています。なかなかその歴史的な意味合いを、平尾の住民の方にも知られていないこの平尾山荘公園。お近くにお立ち寄りの際は、是非この平尾山荘まで足を延ばしてみてください!




田中慎介