田中セツ子でございます
2012年5月16日に京都で
『葵祭 路頭の儀、斎王列』
が15年ぶりに雨天順延にて行われました
ジャジャーン
行列開始前の御所です
京都三大祭の第1弾『葵祭』いよいよ開始です
よく時代祭と混同されますが
みなさま違いはご存知ですか?
両方行列があるのですが、
葵祭を分かりやすくいうとまさに
女性なんです
ですから女人列と呼ばれます
「路頭の儀」の行列の最後を飾るのが、
『斎王代(さいおうだい)』を中心とした斎王列
斎王の前後には大勢の女官達が付き従います
当時の風俗をできる限り忠実に再現した行列の中でも、女人たちの華やかな装いには完全に圧巻です
世界中探してもこんなに
エレガントでビューティーなお祭りは
ないと思いますよ
御所から下鴨神社へ向かいます
当日の京都市内は非常に熱く、
前日と約10度気温差があり、
大変女人たちはご苦労されたと思います
葵祭のヒロイン、斎王代です
平安時代は未婚の内親王や女王 (にょおう) が選ばれて
ましたが、現在は京都市在住の未婚女性が毎年務めています
今年は第57代斎王代(さいおうだい)に
亀井敦子さん(28)が選ばれました
下鴨神社に到着後は儀式の後、
下鴨神社から上賀茂神社に行列を行います
まさに京都の都大路を歩きつくします
北大路通りの行列です
すごく華やかでしょ
加茂街道を歩く『童女(わらわめ)』
愛らしい童女たちもこの葵祭の特徴的で
有名な行列です
行儀見習いに宮中に出仕している少女たちなんです
葵祭の斎王列では、斎王代の介添え役をつとめています
本当に可愛いくって愛らしいでしょ
いよいよ上賀茂神社にさしかかろうとしています
「釆女 (うねめ)」です
当時は天皇・皇后の側近くに仕えて
身の回りの世話係でした
もう本当にお祭りというより動く芸術です
衣装だけでなく姿勢・振る舞い
見えないところでもすべてがパーフェクトです
見てください
このクライマックス
斎王代率いる女人列を
まさにTHE葵祭です
50人以上の女人列は相当すごいでしょ
日本中いや世界中探してもないと思います
ご存知だった方もご存知ではなかった方も
来年あらためて見てください
本当に夢と素敵な伝統文化をありがとうございました