高齢母が、腰の痛みに耐えきれなくなり歩けなくなってきたので、病院へ。


痛み止めもあまり効果なく、ペインクリニックへ連れて行ったが、医師は「体重減らさないと、長生きできないよ」とか、痛すぎて車椅子に乗っているにも関わらず、「立って体重計に乗ってみなさい」とか、聞いていると驚きの言葉がベラベラ出てくるポーン


母は診察を終え、ブロック注射を打つために、別室に入って行った。


1時間後に迎えに行くと、母はポツリと車椅子に座って待合室にいた。


私を見た途端、「悔しい」と言って、泣きじゃくる母。


圧迫骨折をして以来、杖で歩くようになり、大好きだった庭の手入れや、趣味もできなくなり、食に走ってしまった。今では80キロ近くまで体重増加。


痩せたいのに痩せきれないジレンマを抱え、痛みが酷くなったところに、医師の心無い言葉に心が折れてしまったようで、まるで子供のように大声で泣きじゃくっていた。


毎日、オシャレを忘れずにメイクして、コーディネートを考え、楽しくディサービスに通っていた母。


88歳になっても、明るく楽しく生活している母に、長生きできないよとは、なんなんや、医者さまよグー


今までは、親だった母が子供のようになり、老いていく姿を見ると、せつなくなった。