心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強しつつ
カウンセリングもしております
いちご大福と申します
前回は
ネガティブな感情表現はつい見ちゃう
という内容を
記事にしました
不安や怒りなど
ネガティブな感情を
伴う情報に
私たちの目は
留まってしまう習性がある
という研究を紹介し
その結果
不安や怒りを誘うような
情報ばかり集まってきてしまう
傾向があることを
前回は書きましたね
今回からは
何回かにわたり
私が勉強して
生きやすくなった
心理学の知識
について
書いてみようと思います
心理学について
勉強した内容はどれも
役に立っているのですが
中でも
これは本当に知れて良かった!
楽に生きる核を手に入れた!
みたいに
個人的には
かなり役に立っている知識を
私目線で
紹介したいと思います
第一回目の今回は
私たちに見えているもの
についてです
知識は持ってるだけでは
意味がなく
使って初めて役に立つので
心理学の知識を
人生に生かすヒントとして
私の生き方が参考になればなと
思いますので
是非読んでみて下さいね
また、余談ですが
先日Re・rise Newsさんから
インタビューを受けました
インタビューの様子は
動画で配信されています
カウンセリング以外では
顔出ししてないので
私の顔が見られる
ちょっと珍しい動画です
改めて見ると
まとまりのない話を
しちゃったなって感じなんですが(笑)
せっかくインタビュー受けたので
良かったら見てみて下さい
オンラインカウンセリングを
ご希望の方は
詳細を公式LINEで
説明していますので
記事の最後の方にある
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まずは登録
よろしくお願いします
(登録してもいきなりカウンセリングとは
なりませんので安心して下さいね☺︎)
今回の内容
私の脳は事実を見せない
同じものを見ているはずなのに!
違うって分かれば対処できる
私はいつも
何か勉強を始めるときには
基礎になるところから
徹底的に詰めていく
タイプなので
(物理なら公式丸暗記ではなく、なぜそういう公式になったのか公式の組み立ても勉強するタイプ)
心理学を勉強しようと
思った時も
基礎が書いてある教科書
を購入して勉強し始めました
この本の第1章では
心理学とはなんぞや
みたいな内容が書いてあって
それはまあ必要な定義だし
最初に書くよねって
感じだったんですが
そこから先暫く
脳のニューロンが
どう動いているか
とか
私たちの目がどうやって
ものを認識してるか
とか
どうやってものごとを
記憶しているか
などなど
研究内容を交えながら
めっちゃ科学的な話
が続いて
「これが心理学か…(ごくり)」
ってなりました(笑)
心理学は「心の科学」と
分かってはいたものの
思った以上に科学で
「この知識は
今後必要なのかな…?」
ってちょっと戸惑ったくらいです
でもすぐに
最初のこの基礎的なことは
とても重要なことだと
気が付きました。
最初の方で書かれていた
これらの基礎的な
人間の認識についての知識
が物語っていたのは、
私たちが
見て、聞いて、触って、
認識しているものは
全て
私たちの
脳内で作られているもので
現実を
そっくりそのまま
認識しているわけではない
ということでした
例えば、錯視
(目の錯覚のことです)
これは私たちが
現実にそこにあるものを
そのまま認識してはいない
ことの
分かりやすい例です
錯視以外でも
例えば
私たちは目の病気で
視野が部分的に見えなくなっても
脳が勝手に
それっぽく補完して
本当は見えていないのに
見えている風に
脳内では再生されます
(でも実際には見えてないので危険なことがあります)
私が
確かに見ていると
思ってる世界ですら
事実とは違う可能性がある。
これは結構
衝撃的でした
目で見ている
ものだけでなく
聞いているものも
嗅いでいるものも
触知しているものも
私の脳を通して
私が認識しているもの
に過ぎず
そこにあるものを
そのまま認識することは
出来ない。
記憶なんて
視覚や聴覚より
もっとずっと不確かなもの
だと知りました
それ以来
私は良い意味で
自分の認識したものも
自分の記憶も
信用しすぎなくなりました
なんなら
自分の認識を
疑ってかかってます(笑)
昔は
自分が見たものや
聞いたものや
記憶しているものを
「それは違うよ」
と誰かに否定されたら
「そんなことはない!
確かにこうだった!」
と、強気になっちゃうことが
ままあったのですが
自分の認識を
疑うようになってからは
「あれ、そうなのかな?」
と、立ち止まって
確認したり
相手と認識をすり合わせたり
出来るようになりました
また
自分の記憶や認識を
疑うようになったので
誰かに自分の
見たものや知ったことについて
話すときには
(もちろんブログに書く時も)
なるべく
情報源を再度確認したり
不確かな情報なら
不確かであることを伝えたり
自分の考えなら
あくまで自分の考えであることを
伝えるように
なりました
以前は
どっかから仕入れた情報を
「こうなんだって!」と
自分に意見もごちゃ混ぜにして
もっと適当に
話してた気がします
「こうに違いない!」
なんて、まともな根拠もなく
話してしまったことも
あったと思います
そのせいで
不必要に人と衝突したり
信頼をなくしたり
したことも
あったかも知れません
以前の私は
自分の認識を
「確かなもの」と
信じて疑ってませんでしたし
「確かじゃない」なんて
許せなかったのかも
知れません。
心理学を
基礎から勉強して
人間の認識が
脳で作り出された
曖昧なものであることを
知った今は
自分の持っている認識に
柔軟になれて
自分の認識が
「不確かなこと」を
許せるようになったから
前よりも
人との衝突を少なく
楽に生きれるようになった
のだと思います
自分の認識の
不確かさを許せるように
なったと同時に
自分以外の他者に対しても
認識の不確かさを
許せるようになりました
相手の話してることが
曖昧だったり
事実でなかったり
しても
それが
あくまで相手の認識で
事実ではないかも知れないこと
を理解して、聞いているので
「まあ、間違ってることもあるよね」
と軽く受け流せるように
なってきたのです
それと同時に
相手の認識と、自分の認識は
必ずしも一致しない
ということも
受け入れられるように
なりました
同じ場面を見て
同じ話を聞いても
私の脳と、他者の脳が
同じように解釈するとは
限りません
むしろ
相手の認識を
慎重に聞くようになると
自分と微妙に違ったり
全然違ったり
することの方が多くて
全く同じ
解釈をすることって結構少ない
と気付きました
以前の私は
同じものを見ていたら
同じような解釈をしているだろうと
無意識に信じていた
ところが
あったと思います
本当は
ちゃんと話し合わなければ
分からないことを
「当然みんなこう思うでしょ」
なんて、
勝手に話を進めて
迷惑をかけたこともあったはずです
また、
自分が気付いたことに
他の人が気付かなかったら
「何で気付かないんだろう?
見たらわかるじゃん」
なんて思ったりしましたし
(特に夫相手にw)
逆に、同じ空間で
他の誰かは気付いたのに
自分が気付かなかったときには
「なんで私は気付かなかったんだろう。
私って鈍いのかも…」
なんて思ったりもしました
(仕事のときとか)
でも今は
そういうことは
あまりなくなりました
(ゼロになったとは言えないw)
私たちの脳の動き方は
人それぞれ
経験や知識や
その時の状況によっても
違っていて
同じものを
同じように理解するとは
限らなくて
それは
良いとか悪いとか
そういうことではなく
ただ、違うだけ
ということを
知ったからです
その時々で
私の認識が
適切なこともあれば
他の誰かの認識が
適切なこともあるし
みんな不適切な認識を
してることだって
あると思います
そもそも
事実を事実として
見れてない可能性すら
あるわけですから
人と認識が違うなんて
当然なんです
そう分かったら
他者と認識が違う
ということが
そんなに
怖いことではなくなり
自分の認識も
相手の認識も
受け入れやすくなりました
人とコミュニケーションを
とるときには
特にこの
認識の違いが
トラブルの原因になることが
あると思います
でも
心理学を勉強して
分かったのは
認識が違うこと
それ自体が
問題なのではなく
認識が違うのに
同じだと思い込んでしまうこと
だったり
同じであるべきだと思うこと
だったり
どちらかが正しくて
どちらかが誤ってると
思ってしまうこと
(そしてそれを攻めてしまうこと)
などが
人とのトラブルの種
なのだと
いうことでした
私たちはみんな
あらゆる面で
違う認識を持っていて
それは
人間の脳を通したら
当然起こることで
良いとか悪いとかじゃない
ということが
分かっていれば
違いを攻めあったり
互いの認識を押し付け合ったり
しないで済みますし
最初から
認識が違う前提で
コミュニケーションが
出来ます
例えば
家族で家で過ごしていて
私がやることが沢山あって
忙しいから
旦那さんにも手伝って欲しい
ときなんかに
以前の私は
忙しいのなんて
見れば分かるじゃん!
やること沢山あるんだから
自分からやってくれたら良いのに!
なんて思って
イライラしたことも
合ったんですが
でもそれは
私が忙しいのは見て分かる
という前提だったし
やることが沢山あるのを
相手は分かってて当然という
認識だったし
更には
相手は今
やることがない
または
相手が今やってることは
重要ではない
という
完全に
私の解釈のもとで
起こっている感情でした
あの頃は
自分の認識が当然だと
信じて疑わなかったので
相手に対して
腹が立ったり、攻撃的になったりして
揉めたこともあります
でも、今は
自分の認識が必ずしも
正しくないことも
自分の認識と、相手の認識が
同じでないことも
知っているので
「今、これとこれをしないといけなくて、
でも忙しくて大変だから、
もし手が空いてるなら
これをやってくれない?」
みたいに
素直に
私の状況と認識を伝える
ことができますし
私が認識できてないかも知れない
相手の状況や認識にも
配慮することが
出来るようになりました
認識が違う可能性を
知っているから
自分の認識を伝えて
相手の認識を聞く
という
違いを伝え合う
対処が出来るようになった
のです
まあ
いつでもこんな
完璧に出来るわけじゃ
ないですし
「あー、またうっかり、
自分の認識を現実と
思い込んでたわー」
なんてことも
未だに全然ありますが(笑)
それでも
人間の脳と認識の仕組みを
知ったことで
前より生きやすくなったな
と思っています
みなさんも良かったら
日常に取り入れてみて
少しでも
生きやすくなったら良いな
と思います
今回はここまでです
いかがだったでしょうか?
最後までお読みいただき
ありがとうございました
次回は
自分と他者を分けて考えると楽!
という内容を
書いてみようと思います
興味を持っていただけたら
是非フォローよろしくお願いします
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承っておりますので
生きにくさを感じている方は
私が何か
力になれるかも知れません
興味を持っていただけたら
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なりませんので安心して下さいね☺︎)
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