心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強中の
いちご大福と申します
前回は
行動を変えると気分も変わる
という内容を書きました
今回は
攻撃的になっちゃうのはなぜだろう?
という内容を
書いていこうと思います
人間なら誰しも
人に対してイライラしたり
腹が立ったりして
攻撃的な気分になることって
あると思います
この感情自体は
悪いものではないのですが
怒鳴ったり嫌味を言ったりと
怒りの感情をそのまま
相手にぶつけてしまうと
相手を傷つけたり
揉め事に発展したりして
最悪の場合
関係が壊れてしまう危険性
がありますよね
たとえ、
気持ちをぶつけずに
心の中に押さえ込んだとしても
イライラが長く続いて
ストレスが溜まり
自分の体と心を蝕むリスク
があります
この破滅的な感情を
コントロールをするには
まず感情について
知っておく必要があります
そこで今回は
攻撃的な気分が
どういうシステムで発生するのか
書いていきます
周りや子供に対して
つい攻撃的になってしまう人や
イライラを抱えてストレスを溜めている人
または
攻撃的な人が身近にいる人も
自分と相手の感情を知る
参考になると思うので
是非読んでみて下さいね
また
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今回の内容
怒りは自己防衛反応
あなたの脅威はなんだろう?
怒りは小さいうちに対処しよう
「怒り」という感情には
どうしてもあまり良いイメージが
ありませんよね
そんなことで怒るなんて
大人げないとか
心が狭いみたいな
そんな
否定的な言葉が
ついて回ります
でも
最初にも書きましたが
怒りの感情は
それ自体は悪いものでは
ありません
怒りの感情は
人間が自分を守るための
自己防衛反応の1つ
なんです
例えば
ナイフを持った人が
突然目の前に現れたとします
(なにそれめっちゃ怖い)
冷静に対処できるなら
それが良いのかも知れませんが
特殊訓練でも受けてない限り
そんなこと出来ません
対処できない脅威が
目の前に迫った時
私たちの体の中では
闘争・逃走ストレス反応
というものが起こります
目の前の脅威に対して
闘うか、逃げるか
どちらにせよ
すぐに体を動かせるように
脳はストレスホルモンを出して
心拍数や血圧を上げ
呼吸を速くさせて
全身にエネルギーを送るのです
その結果、
目の前の脅威に
立ち向うまたは逃げる
という行動を起こすことができ
自分を守ることができる
というわけです
そしてこの時
闘うという行動に出る場合、
人は怒りを感じています
もし怒りの感情が
人間に備わってなかったら
人類は
恐怖から逃げる一方で
闘うことをせず
もしかしたら
他の動物に追い詰められて
絶滅していたかも知れません
つまり
怒りの感情は
人類がまだ猿に近かった
はるか昔から備わっている
自分を守るための
大切な感情なのです
…とはいえ
私たちが普段
怒りを感じるとき、
多くの場合は命の危機は
迫っていません
でも
命の危機とまでいかなくても
対処できない脅威
が目の前にあるとき
私たちの体内では
闘争・逃走ストレス反応が
起こります
つまり
怒って闘うか
怯えて逃げるか
しようとするのです
たとえ物理的に
闘ったり、逃げたり
できない状況でも
感情は
怒ったり、怯えたり
します
このとき
怒るのか、怯えるのかは
人によっても
状況によっても違いますが
どちらにせよ
対処できない脅威に対する
防衛反応なのです
さて、
ここでポイントになるのは
怒りが
対処できない脅威が
差し迫ったときに
起こるという点です
もっと正確にいうと
対処できないと感じる脅威が
差し迫ったときに
闘争・逃走反応が起こり
怒るか、怯えるか、するのです
つまり
目の前で起きている事態に
対処できると判断した場合、
それは脅威にはならず
闘争・逃走反応は起こらないのです
対処できるかどうかの判断は
通常、
ほぼ一瞬のうちに
無意識に行われますが
怒りが起こった後でも
その根本にある
脅威に対処できれば
怒りを解除することができます
また
自分が脅威を感じるパターンを
把握しておけば
怒り(または怯え)に転じる前に
対処あるいは回避することも
できるかも知れません
ではそもそも
日常で私たちが感じる脅威とは
一体なんなのでしょうか?
例えば
傷つくことを言われたり
物理攻撃をされたり(されそうになったり)
体に許可なく触られたりと、
心や体が
実際に傷つくリスクがある場合は
当然脅威を感じますよね
怒鳴って罵倒されたりしたら
怖いと感じるのは当然です
そういった
分かりやすい脅威なら
気付くのも簡単かと思います
でも人間は
とても複雑なので
実際には危険がないものでも
脅威を感じます
例えば
人から無視されたり
冷たくされたり
大切に扱われてないと感じたとき
人は脅威を感じます
人間は社会的な動物で
1人では生存できないため
群れから外されたり
どこの群れにも属せないと
感じたりするのは
生きていけないと感じるほど
怖いことなのです
(大昔なら本当に死んでしまいます)
他にも、
自分の認識と他人の認識が
違ったりするとき
人は脅威を感じやすいです
自分が好きなものを
誰かが嫌いだったり
自分が正しいと思うものを
誰かが間違ってると言ったり
自分の言っていることや
思っていることが
相手に正しく理解されなかったり
自分が「こうあるべき」と
思っているものが
そうならなかったり
自分の思っている世界と
周りの思っている世界
あるいは
自分の思っている世界と
現実の世界との間に
ギャップがあるとき
人は怖いと感じるのです
自分には白に見えるものが
周りには黒に見えてる
なんて怖いですよね?
自分の見ている世界は
誰が見ても同じ世界であり、
全て現実であってほしいと
そう思うのは
自然なことです
でも実際には
いたるところに
認識の違いがあるため
人は脅威を感じるのです
他にも様々な
脅威があると思います
人それぞれ
脅威に思うことは違いますし
脅威に感じる強さや
その脅威に対して
どのように対処するのかも
人それぞれ違うと思います
怯える人もいれば
怒る人もいる
怒る人の中でも
イライラするだけの人もいれば
文句を言う人もいるし
大声で怒鳴る人もいる
色んな人がいるけれど
その根本にあるのは
対処できないと感じる脅威です
…でも
本当に対処できないでしょうか?
もしかしたら
あなたが怖いと感じているものは
本当は対処できるかも
知れません
まずは
自分が日頃、怒りを覚えるものの
根本にある脅威が何かを
探ってみてください
それが分かれば
対処の仕方を
考えることができます
怒りの根本に目を向けて
対処しようと思っても
怒りの感情があまりに強いと
冷静に考えることが
出来ないものです
なので
怒りは小さいうちに
気がついて対処した方が
楽に制御できます
「怒り」というと
イライラしたり声を荒げたり
強めの感情を思い浮かべる人が
多いと思いますが
実は「怒り」には
もっと弱めの段階が
あるんです
それは
「嫌だ」「納得できない」
「不快だ」「同意できない」
「気持ち悪い」「好きじゃない」
のような感情です
中にはこの時点で
いきなり火力マックスの怒りを
放出してしまう人も
いるかも知れませんが
多くの人はこの時点で
コントロール不能になることは
少ないと思います
むしろ
この弱い怒りの感情に
気が付かずに
放置してしまう人も
多いのではないでしょうか?
弱い怒りに
気付かなかったり
気付けても無視したりして
放置すると
弱い怒りが
積もりに積もって
火力マックスで放出される
なんて事態になりかねません
怒りの感情は私たちに
危険を知らせる大切な感情
なのですが
一般的には
怒りの感情を持つことに
ネガティブなイメージがあるため
弱い怒りは
伝えることすら躊躇われる
こともあります
そして無意識に
心の中に抑え込もうと
してしまうことがあります
でも残念なことに
感情を抑え込むのは
ストレスに繋がることや
逆に感情が強くなることが
分かっているので
おすすめできません
感情のコントロールとは
感情を抑えつけることでは
ないのです
怒りへの適切な対処は
まずは出来るだけ
怒りがまだ弱い段階で
気が付いて
そんな自分を
否定することなく
受けいれて
自分が何に対して
嫌だと感じたのか考え、
脅威の根本を特定し
それに対処して
脅威を取り除けばいいんです
では
具体的にどうやって
脅威を取り除けば良いのでしょう?
これについて
次回から少しずつ
記事にしていこうと思います
まずは
自分の些細な感情の変化や
怖いと思うものに
気がつくことが大切ですので
意識してみて下さいね
でも中には、
自分の感情を押さえ込むことに
慣れすぎてしまい
自分1人で
自分と向き合うことが
簡単じゃない人もいます
また
自分と向き合うのは
それ自体が
怖いことだったりするので
1人で立ち向かう
気力や勇気が出ない人も
いると思います
そんな人は
私がサポートします
自分を変えたいけど
1人ではどうしていいか
分からないという方は
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できればこちらの記事も
読んでいただけると
分かりやすいです