心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強中の
いちご大福と申します
2回続けて自己呈示について
記事を書きましたが
今回は自己呈示を意識して
理想の相手を引き寄せる方法
について書いていきます
自己呈示は自分に
寄ってくる人を
選択することにも繋がります
恋愛に限らず
なぜかいつも変な人に
捕まってしまう…
と思ってる人は
無意識にやっている
自己呈示のせいかも知れません
自分の行動を見直すきっかけに
なると思いますので
是非読んでみてください
ちなみに自己呈示については
過去記事の「自己呈示を応用して〜」
で詳しく説明しているので
出来たらそちらもお読みいただくと
分かりやすいと思います
今回の内容
誰に自己呈示するかが肝心
自己呈示は「ふるい」になる
大切にされたければまず自分
改めて自己呈示を
簡単に説明すると
言動や仕草や服装など
あらゆるものを使って
人から見える自分の印象を操作し、
自分に有利に働くように
誘導しようとすることを言います
こう書くと聞こえが悪いですが
みんな毎日のようにやっている
ごく当たり前のことです
詳しくは以前の記事を
読んでみて下さい
さて、この自己呈示ですが
めっちゃざっくり言えば
「私はこういう人間ですよ〜」
「今こういう状態ですよ〜」と演出して
欲しい結果を得ようとする
ことなのですが
親しい人間関係を築くという点
もっと言うと
恋愛に発展させる段階
においては、最初の入り口として
重要な意味があります
例えばですが
今恋人募集中です
って言ってる人と
恋人が欲しいのか欲しくないのか
よく分からない人だったら
前者の方がアプローチ
しやすいですよね
更に言えば
あなたに好意があります
って態度の人と
意図がよく掴めない人なら
前者の方が意識されやすいです
(好意の返報性といいます)
ですので
駆け引きとか気にしないで
案外素直にアピールする方が
出会いを求める場合は効果的です
ここで問題なのは
どんな人にアピールするのか?
ということです
よくネットやテレビで
男ウケする服装とか
女性が好きな仕草とか
異性に気に入られるための
情報が見られますが
そんなの人によって違います
前回の記事で自己呈示には
成功と失敗があると書きましたが
恋愛における自己呈示も同じです
誰でも必ず落とせる!
みたいな裏技はありません
効果がある人には
あるかも知れないけど
下手したら効果ないどころか
嫌がられることだってあります
例えば日本人女性がやりがちな
上目遣いや高い声も
可愛いと思う男性がいる一方、
どんなに可愛い人がやっても
引くという男性もいます
(自立した女性を好む傾向の欧米人からは特に不評のようです)
もし特定の誰かに
アプローチしたいのであれば
その人の事をよく知って
相手に合わせた
自己呈示をしなければ
効果がありません
遠くから見ているだけでは
何も分からないし
LINEを何回やりとりしても
相手の好きな物一つ聞き出せなければ
自己呈示の手がかりを得られません
まずは相手を知り
喜ぶ方法を探りましょう
その過程で
好意を持ってる事が伝わるなら
しめたものです
もし
特定の相手はいないけど
理想のタイプがはっきりしてるなら
類似性を高めることで
そのタイプの人に
選ばれやすくなります
人は基本的には類似性の
高い相手に惹かれます
上手くいってるカップルは
「自分と違う所が好き」
とよく言いますが
それは一部分のことで、
全体的には類似している
部分の方が多いのです
なので例えば
お洒落な人がタイプなら
自分もお洒落をしたほうが
そういう人が寄ってきやすいですし
品のいい人がタイプなら
自分も品よくした方が
そういう人に選ばれやすいです
逆に
例えばお洒落にとても興味があると
自己呈示していれば
全くお洒落に興味のない人は
寄って来づらくなります
このように
出会いにおける自己呈示では
対象外の人をある程度
ふるいにかける事ができるのです
(ふるいにかけ過ぎると対象が限定され過ぎるので注意)
なので、
特定の相手も、特定のタイプもないけど、
ちゃんと自分を受け入れてくれる
人に出会いたいという人は
自分の好きな服や好きなもの、
自分の好きな所を臆することなく
呈示するのがてっとり早いです
異性ウケとか気にせず
自分が一番魅力的に見えて
自分が一番好きな自分を
私はこういう人間ですと
自信を持って呈示する
一般ウケしなかったとしても
その結果、引き寄せられて来る人は
あなたの本当の魅力に
ちゃんと気付いてくれる人です
そんなんじゃモテないよ〜
とか言って来る人がいても
その人はあなたの
対象外なので問題なし!
自分をそのまま
好きになってくれる人に
出会いたければ
好きな自分を演出しましょう
さて、ここで
自分の好きなところはここ!
と言えない人や、
自信を持てるところがないという人
あなたはもしや
あまりモテない
または、
変な奴にばかりモテたり
していませんか?
例えば
とても尽くしているのに
気付いたら相手の顔色を伺っていて
自分の幸せが相手の
気分に左右されるような
そんな上下関係のある
対等じゃない恋愛になってませんか?
もしそれを恋愛運がないと
思っているなら
違います
あなたの無意識の自己呈示が
おそらくあなたの魅力ではなく
あなたの自己評価の低さ
をアピールしていて
その結果
あなたを虐げるような人が
引き寄せられてくるのです
自分が我慢すれば…
と自分で自分を虐げる人は
どうぞ虐げて下さいと
自己呈示してるようなものです
そういうタイプの人は
まず自分の好きなところを
見つけるところから
始めましょう
人と比べて評価する
必要はありません
あなたが好きだと思うところです
もしどうしても自分で
見つけられなかったら、
人に聞くのも良いですが
その場合は必ず信頼できる
本当に仲の良い人に聞きましょう
そしてちょっとでも
好きなところを見つけたら
それを意識して自己呈示しましょう
なりたい自分を呈示するのも良いです
好きな物や好きな事も
意識して出しましょう
まずは他人より
自分に意識を向けて
自分の好きを増やすこと
そうすれば
きっと自分を虐げずに
大切に出来るはずです
相手以上にまずは自分を大切に
そうすれば
あなたを大切にしてくれる人を
引き寄せられるはずです
今日はここまでです
いかがだったでしょうか?
長くなってしまいましたが
最後までお読みいただき
ありがとうございます
恋愛だけでなく、人間関係全般で
自己呈示による「ふるい」は
かけられると思うので
厄介な人によく気に入られて
困ってるって人も
自己呈示を意識してみましょう
自己呈示シリーズは
これで一度終わりです
次回は、ちょいちょい出てくる
自己評価について
詳しく書いてみようと思います
興味を持っていただけたら
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