人前で話すの苦手ですよね。
こんばんわ。
こんなに長いのを書いちゃいました。
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人前で話すの苦手ですよね
もちろん、私も苦手です。
泣きたい経験がけっこうあります!
残念ながら、いくら多くのインタビューの仕事をしても
自分が人前で話すことはうまくなりませんね~。
だから思い出したくない黒歴史は
本当に本当に身悶えするほどあるのですが。。。。
「簡単でいいですから」なんて言われて断れないことも。
あなたはどうですか?
で、10年くらい前、苦し紛れにある話し方教室に通いました。
週に1回、夜7時から2時間で半年コース
参加者は仕事をしている方が8割、学生さんが2割。
教室にぞろぞろ集まって、なにが嫌って、自己紹介です(笑)
みんな前に立つだけで緊張しつつ
名前を言ったあとは、名刺に書いているようなことをいう。
最後に家族構成とか、趣味を大雑把に加えて終わり。
私も似たようなものでした。職業や経験年数を話したら終わり。
14,5人のクラスでほぼみんな、そういう感じで進むなか
ラストの学生さんが清々しかった。。
「N大学の経済学部に通う山田です。
僕はここに話し方を学びに来たのではありません。
みなさんのような、仕事をしている大人に会いたかったんです。
いろいろなお話や体験を聞いて、将来を考えたかったから。
不純な動機ですみません。
よろしくお願いいたします!」
全員の自己紹介を聞き終わって、先生が一言。
「みなさん緊張しながらも、自己紹介をありがとう。
一つだけ大切なことですが、この話し方教室ではノウハウを
習うのではなく、自分は何を話したいかを探し続けて欲しい」。
新鮮な空気を作った山田くん。
翌週から、休憩時間や終了後、一人二人と声をかけます。
そして、山田くんと話した人は不思議なことに
次の週には話の内容がすごくよくなるんです。
もう、私の言いたいことはバレましたね(笑) 。
そうです、彼は、
「目的のある会話=インタビュー」をしていたことになる!
もちろん、私もしてもらいました。
質問内容は、仕事のきっかけは? 面白さは?など
よくあるものでしたが、自分が話し手になる緊張感がないから
答えを考えているあいだに、頭が回りだすんですね。
自分ひとりで人前に立った時の「頭が真っ白」もなく
楽しくて、もっと聞くことないの、状態になります。
インタビューって、誰でもできて
そのうえすごく楽しくて、一次情報という収穫もある。
いいことが多くありませんか?
こんなピンチにも使って欲しい
例えば社の朝礼など、メンバーが交代で
3分間話をするルールがあるとします。
あなたの番はあさって。
なにを話せばいいかなと考えると
仕事もあんまり手につかないですよね。
メンバーはどんな話をしているかな、と思いだしてみると
家族のこと、仕事の反省や、得意先からの学びなどかな?
いい方法は、もちろん
同僚に頼んで速攻インタビューをしてもらうこと。
質問は、身近な自分の日々を引き出してくれるようなもの。
・最近、一番痛い目にあったことは?
・子育てでいまおもしろいことは何?
・好きな花は何?最近人に花を贈った?
・昨日嬉しかったことがある? とかね。
思いつくままに、あっちこっち話が飛んでもかまわない。
おしゃべりしながら、聞き出してもらう感じで。。。。
そうすると10分ほどでピン!ときますよ。
一人で考えていると打ち消してしまう事柄も
同僚は、「あ、それ面白いよ」とサインをくれます。
ゴールをキメてくださいね!