予想云々の前に独り言 「海外馬しょぼくないか?」
というわけで、ドバウィステークス(UAEダ1200m)を勝利したタズを基準にして考えると以下の通り
低い←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→高い
マハーブアルシマール ジェベルスプリント ドバウィS FハイウェイS リヤドDS JBCスプリント
うーん酷い。
ドバイ、アメリカの重賞を勝って臨んできた海外馬たちが悉くリメイクに負けたのでこうなってしまっているのだが、海外馬で強そうなのも昨年覇者シベリウスしかいないのがさらに酷さを際立たせている気がする。
裏を返せば、今年こそは日本馬が勝てるのでは?という期待もある。(そもそもサウジとドバイは馬場が全然違うので、上のグラフもただの机上論なのだが)
と、いうわけで予想。今年はゴドルフィンマイルに日本馬が出ないのが少し寂しいな。
◎イグナイター
机上論通りにいけばこの馬。前走は芝スタート+1600mと、根本から適性が無かった可能性がある。父のエスポワールシチーは意外とドバイのレースには出走していないのだが、祖父ゴールドアリュールは出走する予定だった(イラク戦争で中止)ので適性は意外と何とかなりそう。問題は輸送だけだが、JRAの栗東コースで調教していたり、JRAの馬と一緒に空輸したりと、そこまで問題ないのでは。父、祖父がたどり着けなかったドバイという大舞台で存分に躍動していただきたい。
〇リメイク
まあそうでしょうね。昨年は5着だったけれど、そこから(ローカル含む)重賞を3勝。昨年勝てなかったリヤドDSも勝利して見せた。昨年より馬が強くなっているのは明らかで、輸送にもだいぶ慣れたはず。昨年ドバイの頂点に立った川田様が鞍上なのも心強い。UAEでゴジラと呼ばれた父の遺伝子を継いで、アメリカ馬を打ち破ってほしい。
▲シベリウス
別路線組。前走はペリカンSとかいう馬ですらない動物の名を冠したレースに出走していたが、昨年もペリカンを勝ってこのレースを勝利しており、昨年と同じローテは安心。しかも、ペリカンで負かしたのがBCスプリント3着のナカトミ。この馬は(なぜか)BCスプリントには出走しなかったが、ナカトミを基準にするとエリートパワーと同等クラスの能力の持ち主。
血統面を見ると父のノットディスタイムという馬は、半兄にリアムズマップ(GⅠ2勝、産駒にペガサスWCT連覇Colonel Liam)というかなりの良血馬でエピセンターの父。嵐猫×エンドスウィープという血統でスピードは保証されています。
△ドンフランキー
コイツも1600m長すぎた勢。クラスターCこそリメイクに負けたものの、東京盃でリュウノユキナに勝ち、日本のダートスプリント界トップクラスの実力を見せました。母は米GⅠ2勝の活躍馬。ダメジャー産駒ですが、ダート向きは間違いないでしょう。
以上になります。UAEダービーも馬券買えたらよかったのにね。