◎ナムラアトム

〇ロジリオン

▲ハクサンイーグル

△1ソンシ △2サトミノキラリ △3エイムフォーエース

 

◎ナムラアトム

姉のナムラクレアは2歳の早い時期から走り、3歳春までに重賞1勝2着2回。そこまでを求めるのは酷だが、現在3戦2勝。このメンバーで2勝馬は11頭とかなり多いが、前走の勝ち方は良かった。また、1400mはリピーターが多い距離でもあり、本馬の父リアルインパクトも阪神C連覇、2歳時に京王杯2着と1400適性はかなりあった。その血を受け継いでいる本馬なら、軽く重賞制覇し、18年ミスターメロディ以来のファルコンS勝ち馬のGⅠ勝利も見れるであろう。

〇ロジリオン
本馬の強みは「左回りの1400mコースで勝利している」こと。京王杯、クロッカスSともに今回の出走馬オーキッドロマンスに先着しており、この馬との勝負付けは済んだと見てよさそう。出走馬唯一の1400重賞連帯馬。期待したい。

▲ハクサンイーグル
前走未勝利戦を0.5秒差で快勝した父ハクサンムーン、母父デュランダル、父アドマイヤムーンと生粋の短距離血統。未勝利2戦目は1600mで1.1秒差の大敗を喫しているが、この血では致し方なしか。新馬も3着とは言えど勝ったショーマンフリートからはこちらも1.1秒離されている。全兄ハクサンハーパーも芝1200mで勝利しており、オーナーの努力の血が重賞で好走するのを見てみたい。(なんなら祖母の父ボストンハーバーは代表産駒ウエスタンビーナスが1200mのOP3勝、ブルードメアサイアーとして短距離重賞5勝のベルカントがいる)

△1ソンシ
父のナイトオブサンダーは1600mのGⅠを2勝。そのうち1つは英2000ギニー。父系はシーキングザゴールド⇒ドバウィと繋がるスピード血脈で、父の産駒にカルティエ賞最優秀スプリンターハイフィールドプリンセスがいるので確実に短距離向き。そして実際に1400mで2勝2着1回と準パーフェクトレースをされては狙うしかない。鞍上川田も◎。ゆうがさんはたんきょりのほうがつよいからね。そして、ファルコンSは馬場が渋りやすいのだが、サドラー4×5のクロスで渋った馬場も苦にせず走れるはず。当日馬場が悪かったらもっと評価上げようと思っています

△2サトミノキラリ
伯母に関東オークス2着のサトノジョリーもいますが、父ビッグアーサーの本馬は確実に芝向きでキッチリ4戦2勝2着1回と、成績はソンシとやや似ている。最大の違いは前走がマイルGⅠ朝日杯FSだったことで、今回出走してくるダノンマッキンリー、シュトラウス(とんでもなく行きたがってたので参考外かもしれないが)、タイキヴァンクール、エンヤラヴフェイス、ミルテンベルクに先着しており、人気が予想されているダノンマッキンリーよりも本来は評価が上でも良い馬。祖母ハニーローズはアイルランドの1000mのGⅠを制しており、そこからもたらされたスピードでまとめて差し切ってほしいです。

△3エイムフォーエース
なんだコイツ・・・? はい。私もそう思っていました。ただ、前走の走りを見て気が変わりました。地方馬ながらこのレースで芝の競走は3戦目。前々走ジュニアCでは、初めての芝、地方ですら7着と大敗している1600mでしたが6着に健闘し、続くクロッカスSでは上り3ハロン33.0の足でロジリオンと0.1差の4着。タイムは翌週の春菜賞(コース、馬場状態同じ)の勝ち馬のタイムと同じと十分に中央クラスの能力を持っており、シュトラウスが暴走したりしてハイペースになれば後方から33秒台の足で追い込めるだろうと考え、ここに持ってきました。
(南関でものちにニューイヤーSを勝つギガースに勝利するなど能力の片鱗は見せていましたが伯父にダイワバーバリアン、ストロングガルーダを持つ血統では芝のほうがいいでしょう)