◎ルカランフィースト

〇ペッレグリーニ

▲スティンガーグラス

△1シックスペンス

△2ウォーターリヒト

 

◎ルカランフィースト

前走、新馬と関東の1800m戦で2勝。前々走は関西への輸送とタフな馬場が響いたか。父は皐月賞馬、母も中山1800mの勝利実績ありと中山コースに強そうなファミリー。若竹賞も過去の勝ち馬にヒシイグアス(中山記念)ウインブライト(中山記念)など、中山1800mの重賞馬がいる出世レースなのもポイントが高い。

 

〇ペッレグリーニ

1800mのみを走ってパーフェクト連帯。初戦こそ0.4差での負けを喫したものの3戦目で初勝利、セントポーリア賞も2月18日の1勝クラスを勝ちあがるポッドテオ相手にキッチリ勝利と着実に力をつけている。父レイデオロもスタートこそ遅れたものの初年度からクラシックに出走馬を送り出す勢いがあり、血統的な勢いも十分ある。牝系はハッピートレイルズを牝祖とする伝統あるファミリーで、京成杯OHC勝ちキングストレイル、中山牝馬S勝ちハッピーパス、その産駒で皐月賞3着のコディーノなど、中山適性が十分あるファミリーなのも魅力的。

 

▲スティンガーグラス

今年の3歳世代の種牡馬の中で最も種付け数が多かったのがキズナであり、土曜の中山牝馬S(同じコース)でキズナ産駒コンクシェルが勝利。勢いはとどまらず、さらに上昇していくことと思います(本音:エピっ仔もっとがんばってくれ)

で、出走してくるのはジューンテイクと△1とこのスティンガーグラスなのですが、ダノンファンタジーの弟、さらに1戦1勝と底を見せていない魅力でこちらを選択。懸念点も特にないが、キャリアの浅さ、新馬3着のヘブンズクライが続く未勝利で9着惨敗とメンバーレベルに疑問を持ったので三番手。ジューンテイクは走り過ぎ。

 

△1シックスペンス

ルメール。以上。    とはならないものの、中山で連勝とコース相性はバッチシ。さらにこちらもキズナ産駒で1600m⇒1800mの距離延長はむしろプラスか。なお母はアメリカのGⅠマディソンS勝ち馬(ダ1400m)。さすがの良血であり、1600mで走れていたのはこちらの血もあったんかな・・・と考えています。

 

△2ウォーターリヒト

シンザン記念での大荒らしからのきさらぎ賞で実力を証明した馬。いちおう母の全妹にクイーンS勝ちレッドアネモスがいる。なのである程度の早熟性、芝適性があるのは理解できる。そして父ドレフォンの代表産駒ジオグリフは中山のGⅠ皐月賞を勝ち、中山記念3着。幸騎手の継続騎乗も美味しい。

なお、牝系をさらに遡ると、牝祖ベルセゾンからはマスクトディーヴァ(ローズS)コイウタ(ヴィクトリアマイル)サンライズソア(平安S)アグネスアーク(秋天2着)など、1600~2000での活躍馬が多い。そこにドレフォンのスピードを足せば皐月賞も守備圏内かも。ダービーは疑問。