縮毛矯正をしていない人には決して分からないであろう悩みが、ありますよね。辛さがありますよね。そんなことを書いている僕自身は、自分のこの髪は縮毛矯正をしていません。過去にしたこともないです。ストレートパーマもないです。雨の日にはものすごくもやもやになるほどの髪質なのですが、髪が猫っ毛で柔らかくて細くてボリュームが出にくい特徴があります。縮毛矯正をするとさらにボリュームが出なくなってしまいます。
女性の場合だとボリュームダウンしてサラサラになって良いのかもしれませんが、髪に動きが欲しい僕には適していません。(自分の髪についてですが)そもそも、ボサっとしてるとか、浮いてるとか跳ねてるとか、そうゆうナチュラルさというか、抜けてるニュアンスが好きなのでそのまま放ったらかしでいいと自分で思っています。性別で分けてるとこのご時世うるさいのですがあえてはっきり言うと、男の髪はガサっとしてて良いと思います。
しかし、女性の髪は美しくあってほしいです。好みの問題ではありますが、ぼくはそう思います。なぜなら髪が綺麗な方が可愛く見えるからですね。人間として美しいと、思うので良いと思います。そう、ぼくは自分の髪は縮毛矯正していません。でも、ほぼ毎日ぐらいお客さまの髪を縮毛矯正しています。何年もやってきていることです。お客さまとは僕にとって大切な存在で、ぼくは知ろうとします。
どのような悩み方なのか、悩みの深さ、似ていますがご本人ならではのコンプレックスや、好み、仕事や生活でのご様子、ありとあらゆることから感じ取ろうとしています。それはお客さまを担当する美容師という仕事として、情熱やプライドを持って取り組んでいることです。少しでも救いになるように、出来るだけ喜んでいただけるようにするための、材料になります。
何が言いたいかというと、自分の髪は縮毛矯正をしていないので本当の意味では縮毛矯正をしている人の気持ちはわからないけど、感じ取れるものはあるということです。あとお客さまとは共に頑張って髪を作っていく関係なので、ある意味パートナーとして理解できるように全力です。もはやお客さまの髪は自分の髪だとも思っています(怖いかよ)いえ、冗談抜きでです。
とにかくぼくは、お客さまのほとんどの方がくせ毛や髪質に切実に悩む女性なので、さすがに分かります。たとえ初対面であっても、じっくりとカウンセリングをして向き合いますし、今まで培ってきた知識や経験によって導き出される全てによって、お客さまがどれだけ悩んでいたり、辛いかは、ぼくにはだいぶ分かります。分かろうとする努力をしています。
そして、可能な限り可愛くなれるように、ヘアスタイルを楽しめるようにするのがぼくの仕事でもあります。ほんとに縮毛矯正が必ず必要なぐらいくせ毛が強い人ってのは、出来るヘアスタイルも限られているわけです。カラーも、パーマも、選択肢にありません。まずは綺麗な髪にすること、それが全ての始まりです。そしてそこからデザインをするということになります。簡単な髪質の人とは全然違うんですよね。そうなんですよ。
すみません突然ですが終わります
ありがとうございました
ほなまた、
今日もお疲れ様でした 田中一輝
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