最近またタッチを見始めたんですけど、昨日は最後の甲子園の地区予選の一回戦のところを見ました。

一回戦の相手は世多高、実力では明青学園のコールド勝ちは確実だと言われるようなレベルの高校です。

上杉達也は浅倉南に「1点でもとられたら逆立ちして帰ってきてやる」と言い、試合会場に向かいます。

そして試合開始、「ピッチャー、佐々木」というアナウンスが流れ、先発のマウンドにはエースの上杉達也ではなく、なぜかダメ部員の佐々木が立ちます。
鬼の柏葉監督はベンチでニヤリと笑っているだけ。

2回、3回、4回と試合は進みますが、上杉達也はまだ投げることができません。佐々木は打たれまくり、世多高はどんどん点を入れていきます。

5回、6回、7回表が終了した時点で17‐10、世多高のリード。まだ上杉達也は1球も投げさせてもらえません。このままだと明青学園はコールド負けしてしまいます。

みんながもうダメだと諦めかけた瞬間、柏葉監督がピッチャー交替の指示を出します。

ようやく8回から上杉達也が投げることになりますが、9回裏2アウト満塁の時点でまだ同点です。
しかも、最後のバッターは佐々木。

客席からマネージャーの新田由加が大きな声で声援を送った瞬間、佐々木はまさかのヒットを打ち試合終了。
18‐17で明青学園のサヨナラ勝ちとなりました。
この試合はタッチの中でも上位に入るくらい好きで、かなり良い試合なんですけど、柏葉監督は明青学園を負けさせて復讐するためにわざと弱い佐々木をピッチャーにしたんじゃないかと最初は思っていましたが、最終回まで見ると、もしかしたら柏葉監督は佐々木にもスポットライトが当たる機会を与えてあげたくてわざと佐々木を登板させたんじゃないかと私は思いました。

そして、試合が終わって野球部員が明青学園に戻ると、浅倉南が上杉達也に声を掛けます。

そのとき浅倉南は上杉達也のズボンのポケットに何かが入っていることに気付き、引っ張ります。
すると浅倉南の写真が地面に落ち、上杉達也は顔を真っ赤にして下を向きます。
ここもかなりの名場面です。まさにかけめぐる青春ですね。

ただひとつ気付いたことは、昔は浅倉南が好きだったのに最近は新田由加のほうが好きだということです。新田由加はかわいすぎます。

タッチを見たことがない方には意味がわからない話題だったと思いますが、突然語ってすみません。