自分の状態を理解することの重要性
長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)です。
肩が凝った、腰がつらい、
背中が張るなど、
カラダがつらい時、
どうにかしたいものです。
寝る、伸ばす、ほぐすなど
手段はいろいろありますが、
ボクはそういう時
自分なりにいろんなこと
試してみて、しっくりこない時、
どうしたらラクになるか?
いろんなやり方を調べたりします。
Googleや本が多いです。
いろいろ調べるのに
皆さんも同じ考えの方、
多いのではないかなあと思います。
ただ、先日話していて
ちょっと気になったことがありました。
なにかと申しますと、
『やり方ばかりに目が行き、それで安心していることです』
やり方、ストレッチなど
やり方ばかりに目が行き
肝心の効いている実感は
二の次だったりします。
やり方を知ることは大事なので
十分、分かっています
でも、そんな時ほど、
『カラダのどこが伸びて、効いているのかを自覚すること』です。
なぜなら、
伸ばす感覚、効いている感覚が
わからないまま、
やり方、ポーズだけやっていると、
肝心なところに効いているかわからない、
筋肉の張りが抜けない、
疲労も取れにくいです。
もっと言えば、
日頃のコンディション調整に
繋がらないし、
パフォーマンスアップも
同様です。
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先日来てくれた選手。
陸上とてもレベルの高い子でした。
『日頃はどんなストレッチをしているの?』
と聞いてみると
『これと、これと、これをしてそのあと練習しています』
と、全部で10分くらいで
終わるみたいでした。
少ないからこそ、
キチンと効かせているんだろうと
思いきや、
『これはどこに効いてる?』と聞くと、
『う〜ん、ここかな〜?』
という感じ。
これはまずい。
練習に時間をかけないと
いけないのはわかるけど、
これだとどこかカラダに
負担をかけちゃう。
また、
学生だとカラダが柔らかいので、
無理してもやれちゃうことも
あるだけにコワイです。
週休2日なら5日間の練習、
月なら20回練習となり、
年間に換算すると少なくとも、
240回練習することになります。
練習の中身は距離を踏む場合や
スピードをする場合など、
中身は様々。
でも、
やっているストレッチは
いつもルーティン。
このままの感覚で行くと
故障、ケガのリスクが
とても高くなります。
なのでセルフケアストレッチは
競技と同じくらい大切で、
それ以上に
どこが伸びて
どこに効いているかを
わかることはもっと大切です。
ストレッチの最初の入り口は
やり方を中心にやって、
それをやっていれば大丈夫と
陥りがちだけど、
そうではなく、
大事なのはストレッチで
どこが伸びているのか?
効いているのか?
が把握出来ること。
実感できること!
それを自分で自覚して、
日頃のカラダの張り・疲労を
残さないようにする。
そして次の練習に活かすこと。
それが
パフォーマンスアップに繋がるので
ここに気をつけて、
中学の練習がんばっていきましょう。
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今回は
『カラダのどこが伸びて、効いているのかを自覚すること』
について書いてみました。
やり方を調べるのは、
わからないから
そうしているわけなので
普通のことだと思います。
でも、
やり方にばかり目がいくと、
肝心なものを見失うことがありますので、
そこを注意して、
目的を見失わないように
してもらえたらと思います。
マラソン初心者さんのための、6日間でカラダを緩める講座も書いています
長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。
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