家族の絆が深まる家具選びを教える

木の家具屋の女将 田中島あい子です。

 

 

毎日着るお洋服、

いつも気持ち良く身に付けたいですね。

 

今日は畳んでしまう服の保管方法です。

真っ先に浮かぶのが整理ダンス

今風に言えばチェストですね。

 

高さに応じて、

ハイチェスト(130〜150センチ位)

ローチェスト(50〜90センチ位)

などの呼び名になります。

 

日本ではタンスと言えば、

そうです桐ダンス・・・

 

皆さんは桐ダンスと聞く

『あぁー着物を入れるアレね』って

思っていませんか?

 

ハイ  大正解!!

お着物だけでなく、お洋服全般に有効です。

理由は、やっぱり高温多湿な日本の気候。

 

桐はとにかく湿気(水)から

衣類を守る力が強いのです。

 

繊維は湿気に当たると裂けやすくなったり

変色や、変なニオイがついたりします、

衣類の黄ばみも湿気が影響していると言われます。

貴金属や真珠などのジュエリーも

湿気を当てちゃダメですよ。

 

とは言っても、今の住宅に

《あの桐ダンスを置くのは・・・》と思いますよね。

 

 

 

安心してください、桐ダンスと言っても

外観はおしゃれに、中の引き出しがしっかり桐

それが今の桐ダンスです

 

桐ダンスをお持ち方は

ぜひこちらに入れて保管しましょう

クリーニングから戻った服はビニールから出し

湿気を飛ばしてから、畳んで入れます

 

ウール素材には防虫剤を入れるとより安心です。

私は、天然木の楠の木の防虫剤を入れています。

 

『タンスは持っていない』

『プラスティックケース』を使っているという方は

底に一枚和紙などの吸湿性のある紙を

敷くのも良いでしょう。

 

そして、

床置きではなく、

ちょっと高い場所に置くこと。

 

 

湿気を含んだ空気は重いので、

下の方にたまりやすくなります。

時々お部屋に風を通すのもお忘れなく。

 

ただし、雨上がりの湿度の高い日は

窓を開けると湿気が部屋の中に入ってしまうので

注意しましょうね。

 

 

天然木の家具屋 TANAKAJIMA のHP

 ↓

http://www.tanakajima.co.jp/