家族の絆が深まる家具選びを教える

木の家具屋の女将 田中島あい子です。

 

 

 11月も半ばになると、風も冷たくなり

暖かいコートが離せなくなりますね。

今日、あるセミナーでご一緒の方たちと

WIC(ウォークインクロゼット)の話になりました。

そういえば皆さんは、大切な服を

どのように収納していますか?

 

例えば、冬物のウールのセーターやコート

たまにしか着ない(であろう)礼服

とっておきの勝負服?などなど。

 

 

いざ着ようと思ったら、

虫食い穴を発見

あっカビが・・・

 

なんてびっくり、そしてがっかりした経験ありませんか?  

私は過去に何度かあります。

 

虫たちも美食家なのか、

ウールやシルクなどの

高級素材の服が大好物なのです。

 

今の住宅は、WIC(ウォークインクローゼット)が

付いていてとても便利ですね。

ここに全ての服を吊るしている方が

多いのではないでしょうか?

 

でもこれはシーズン中の

頻繁に着る服には便利ですが、

シーズンオフの服の保管には向きません。

 

なぜ?

その答えは、日本の気候に理由があります。

 

ウールなどの冬物服の保管は、高温多湿な夏場。

数ヶ月間奥の方に吊るしたままになっていませんか?

 

日本の夏といえば、ゆだるような蒸し暑さが特徴ですね。

繊維は、湿気を帯びるとカビやすく、

そして虫が食いやすくなってしまいます。

 

WICは人が頻繁に出入りするので

たとえ防虫剤などを使ったとしても

密閉性が低く、効果が期待できないのです。

 

家具屋が考える、効果的な服の保管方法

次回詳しくご説明致します。

 

 

 

天然木の家具屋 TANAKAJIMA のHP

 ↓

http://www.tanakajima.co.jp/