今日は朝から女性誌の企画ページの撮影で新宿まで行くことになった。

パセリのことがあって気持ち的にもお仕事をずっとしていなかったので、前にお世話になったライターさんからお声掛けをいただいて、一度はお断りさせてとらったのだけど、「メイクさんにキレイにお化粧してもらったりしたら、少しは気持ちも晴れるかも!」と励ましていただきお引受けさせてもらうことに。

久しぶりのスチール撮影。

久しぶりの横浜から都内への移動。

そして、超久しぶりの満員電車。

時差狙って早く出たつもりだったけど遅かった様子。

学生さんも会社員のみなさんも毎日こんなに大変な思いをして学校や会社へ行っているんだと思うと、満員電車に乗るたびに頭が下がる。

そして、イレギュラーに乗って乗車率上げてごめんなさいと思う。笑

私は学生の頃から満員電車がとても苦手で、毎朝早起きして時差通学に努めていた。
早く着いて学校や友人宅の最寄駅でお茶をして今しているみたいにコーヒーを飲んでいた。



でも、今日みたいに乗らないわけにはいかない時には、パーソナルスペースを極限まで狭くして、音楽をきいて目を閉じて目的地に到着するまでひたすら耐える。

今日も耳あてがわりに持ってきたヘッドフォンをつけて目を閉じて音楽をききながらやってきた。

シャッフルできいてしまっていたから、
パセリとセージとの思い出の曲も流れてきてしまった。


パセリとセージと出会った頃、ミニー・リパートンのアルバムをよく聴いていていた。



特に我が子への子守唄だったというラビングユーは、その想いを重ねてまだ子供だったパセリを寝かしつける時に聴いていて、今聴いてもあの時のスヤスヤ眠る寝顔をみながら湧き出る愛おしさを感じたことを思い出す。

パセリが亡くなってから火葬までの間、何度もパセリと一緒にきいた。


パセリが荼毘に付されてからも、家で何度も何度も聞いているけど、まだ聞くたびにわんわん泣いてしまう。


満員電車の中、前奏でヤバいと思ったけど、混んでていてスマホが出せない。。


泣くのを必死で我慢したけど、ポロポロ涙がこぼれてきて、はっと気がついたら高校生の男の子がびっくりした顔で私をみていた。


「あのおばちゃん、なんでないてんねん。。怖」


と思ったかな笑


涙も降りるまでふけず、とりあえず鼻水だけは垂れないように吸いまくって阻止できたからよしとしようか。


ラビングユー、パセリとセージへの愛おしい気持ち溢れる微笑ましい思い出の大好きな曲なので、また泣かずに微笑んできける日が早くくるといいのにな。