映画大好き ごりぞうこと
田中 彰です!
原爆実験のアンチテーゼとして生まれた怪獣
ゴジラは、1954年に本多猪四郎監督・脚本で生まれた怪獣です。ゴジラが生まれたのは、原爆実験が原因でした。ゴジラは核のアンチテーゼとして生まれたのです。
65年という時代を経て、そのゴジラをリスペクトする作品が、この「シン・ゴジラ」です。
放射能廃棄物を古代生物が食べて生まれた怪獣です。
残念ながらテレビでは放送しません!!
この映画、ピエール瀧さんが出演しているため、放送自粛となっています。![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
それで、Netflixで公開となっています。
ネットの動画配信は、風評に左右されないというメリットがあります。
まぁ、マスメディアにはスポンサーに対する忖度があるので仕方がないですし、劇場でも風評被害に遭うのは避けたいところです。
ゴジラ愛と、現実的課題
この映画の登場人物は、ほとんど政府の人とか、官僚の人達。つまり、“有事になった時に活躍する人”。そして、日本国民が選挙で選んだ人達。
海外のゴジラ映画と異なるのは、政治的壁がいくつもあり対応が遅れるリアルさ。
それは、民主主義が内包する課題でもあるのです。独裁主義なら「鶴の一声」で一斉攻撃なわけです。えぇ、北朝鮮ならどこに出現しても、将軍様の安全が確保できれば、一声で核攻撃という展開だと思うのです。(そういう映画も観てみたい気もします)
日本という国の成長
この映画のもう一つのメッセージ。日本という国の成長。戦争や災害という破壊から、復活を繰り返す国。ゴジラと同じで、どんな攻撃からも復活する国、日本。
国家こそ、他国に対して“巨大な怪獣”となり得る存在なのです。
それではステキな映画ライフを!!