映画大好き ごりぞうこと
田中 彰です!

8月6日の今日、広島に歴史上初の原子力爆弾が使用されました。今日、観たい映画はゴジラ!

原爆実験のアンチテーゼとして生まれた怪獣
 ゴジラは、1954年に本多猪四郎監督・脚本で生まれた怪獣です。ゴジラが生まれたのは、原爆実験が原因でした。ゴジラは核のアンチテーゼとして生まれたのです。
 
 65年という時代を経て、そのゴジラをリスペクトする作品が、この「シン・ゴジラ」です。
 放射能廃棄物を古代生物が食べて生まれた怪獣です。

残念ながらテレビでは放送しません!!
 この映画、ピエール瀧さんが出演しているため、放送自粛となっています。真顔
 それで、Netflixで公開となっています。
 ネットの動画配信は、風評に左右されないというメリットがあります。
 まぁ、マスメディアにはスポンサーに対する忖度があるので仕方がないですし、劇場でも風評被害に遭うのは避けたいところです。

ゴジラ愛と、現実的課題
この映画の登場人物は、ほとんど政府の人とか、官僚の人達。つまり、“有事になった時に活躍する人”。そして、日本国民が選挙で選んだ人達。
 海外のゴジラ映画と異なるのは、政治的壁がいくつもあり対応が遅れるリアルさ。
 それは、民主主義が内包する課題でもあるのです。独裁主義なら「鶴の一声」で一斉攻撃なわけです。えぇ、北朝鮮ならどこに出現しても、将軍様の安全が確保できれば、一声で核攻撃という展開だと思うのです。(そういう映画も観てみたい気もします)

日本という国の成長
 この映画のもう一つのメッセージ。日本という国の成長。戦争や災害という破壊から、復活を繰り返す国。ゴジラと同じで、どんな攻撃からも復活する国、日本。
 国家こそ、他国に対して“巨大な怪獣”となり得る存在なのです。

それではステキな映画ライフを!!